新幹線の中 ページ25
裕side
新幹線の車内でやたらとため息をつく丸
昨日のあれやから社長に話してきたんかな
俺の問題はただの飲み仲間として処理してくれた
丸の浮気相手、相葉くんに言い寄られている以上、俺は好きになることさえ許されない
ん?別にAちゃんのこと好きとかそういう…
なんなん、この気持ち…
今さらこんな気持ちになるとかあり得んて
アカンアカン…
隆「横山くん、どしたん?」
「…わっ!びっくりさせんなや」
隆「あのさ、ジャニーさんに昨日のこと話したんや。Aちゃんが浮気相手だってことも。どうして欲しいか決断しろって」
「いやー、決断も何も…でも、丸がAちゃんから手を引けば済む話やない?華枝さんと離婚とかしたくないやろ」
隆「んー、ちょっと今華枝さんに昨日のこと詳しく話してなくてな。今日も朝ご飯食べずに家を出て事務所に行ったから」
「そういうすれ違いが離婚のタネを生むんやで」
隆「そういう横山くんがAちゃんと報道されなかったら俺のことやって報道されずに済んだんやで?」
「俺のことがなくても丸はいつか報道されるやろ。俺のせいにすんなや」
信「はいはい、そこまでー。話は全部聞いたで」
やべ、ここが新幹線の中だって忘れてた
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作者名:ちーこ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/chi-ko/
作成日時:2019年4月17日 20時