53話▽ ページ9
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辺りはもう真っ暗だが、車のライトを付けエンジンをかけた
3人も続々と車に乗り込んできて、シートベルトをしっかり装着。偉いかよ。
『んじゃ、行きまっせ』
琥「初号機発車」
『琥月ちゃんナビよろ』
琥「らじゃ〜」
琥月ちゃんの珍しいボケも見れたことで少しテンションが上がる
静かな住宅街の中、車を発進させた
□
『はわ〜、美味そ〜!!』
96「この店タピオカ無いとか終わってる…」
琥「棗、ミルクティーで我慢しな」
天「いただきま〜す!」
皆各々で、頼んだ物を食べ始めた
少し拗ねていた棗ちゃんも料理を1口食べると花が咲いたように目を輝かせ、口に放り込んでいた
あーちゃんは見かけによらず、かなりのハイスピードで料理を食べている
琥月ちゃんは私が奢りというのをいい事にいつもは食べないであろう、お高めの料理や、ドリンク飲み放題、デザートも付けやがった
『お前らさぁ……』
3「ん?」
『……いや、なんでもない……はぁ…』
流石に頼みすぎだろ、と言おうとしたけど
喉まで出かけた言葉を止めた。だってちょっと楽しいから
な私何も言わないからか、3人はどんどん注文を増やしていった
絶対食べきれない量を3人はブラックホールかのように吸い込んで行った
店員さんも困り顔で注文を受けている
私は食べてもいないのに胃もたれがしてきて、御手洗に向かった
何とか気分が落ち着き、御手洗を出ると、見慣れないフワフワ紺色の髪の後ろ姿が見える
『か、彼方…!?』
そ「……あ、Aじゃん」
いつも通り眠たそうな目をした彼方が私の方に振り返った
□
『彼方もサイ〇リヤ来てたんだ〜』
そ「うん、まふまふと」
『相変わらず仲良いね…』
そ「……」
『?どうしたの???』
彼方は眠そうに目を伏せ、私をじっと見据えた
私は何を言われるのか少し、ビクビクしていたが、彼方が言った言葉は予想外だった
そ「最近、会えなくて、寂しかった、」
『………………へ、』
聞いた途端、顔が、じわじわと熱を帯びていった
□
お久しぶりですすすす。らじです。
そらっさん出してなくてやばいと思ったんで、出しました(この小説一応そらるさんメイン)
俺も吹部入ってて、トロンボーンに入れた。うれちい。
先輩と爆笑しながら練習してました(?)
俺もみるも、私生活が大変になってきて多分、ノロノロ更新になりますがよろしくお願いします
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いちみる@2021年は低浮上(プロフ) - 魔法少女ゆららさん» コメントありがとうございます!更新頑張ります (2021年7月21日 21時) (レス) id: f17411e881 (このIDを非表示/違反報告)
らじ - 魔法少女ゆららさん» コメントありがとうございます!更新みると頑張っていきますので、よろしくお願いします!! (2021年7月19日 22時) (レス) id: 35c2d7115f (このIDを非表示/違反報告)
魔法少女ゆらら(プロフ) - 初コメ失礼します!いつも楽しく読ませて頂いてます…!更新楽しみにしてました!これからも頑張ってください、応援しています! (2021年7月15日 23時) (レス) id: 06868f6095 (このIDを非表示/違反報告)
らじ - ご指摘ありがとうございます。んー…夢主ちゃんは人から聞いたという感じなので曖昧な感じなんです…ですが、ご指摘された部分はしっかりと直しておきます!申し訳ありませんでした。 (2021年6月22日 21時) (レス) id: 35c2d7115f (このIDを非表示/違反報告)
宇琉夜ハル(プロフ) - 55話の天然サイコパスでは? (2021年6月21日 18時) (レス) id: c64b9591b6 (このIDを非表示/違反報告)
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