目撃情報 129 ページ3
虎杖side
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「悠仁〜…今日も練習……あれ、昴？」
トントンっと階段を下りてくる五条先生
もう夕方だし、今日は来ないと思ってたけど違った
「なになに、悠仁に泣かされた？」
昴「うっ、うっ…ﾋｸｯ…」
先生は俺の首に顔を埋めていた昴を覗き込み、よしよしと優しく頭を撫でた
『ちげーよ。
姉ちゃん、2泊3日の出張で居なくて…昴は今日どうしても伏黒の所に泊まりたかったけど、伏黒は明日じゃないとダメらしくてさ。』
「Aが出張？珍しいね。」
『押しつけられたって言ってた』
「……まだ、疑いが晴れてないってことか…単なる嫌がらせか…」
顎に手を当て何かブツブツと独り言を言い思案中の先生
耳元の昴の泣き声は少しずつ収まりつつあり、少しホッとする
「あ、そうだ。
昴、今日は僕の所にお泊まりする？」
『えっ!?先生んとこ!?』
昴「ｸﾞｽｯ…悟くんと…？」
『さ、悟くん…？
え、昴、いつの間に先生のことそんなふうに呼んでんの？』
「だって僕たちおやつ仲間だもんね〜？」
おやつ仲間…
姉ちゃん、このこと知って…る訳ないよなぁ…
え〜…姉ちゃん知ったら怒るんじゃ…
昴「悟くんのとこ…いくっ」
『だ、ダメダメっ！先生のとこは！姉ちゃん、怒るって！』
昴「っ…うっ…」
俺が否定したらまたボロボロと泣き出してしまった
「大丈夫大丈夫。
Aには内緒にしておけば。
昴も内緒にできるよね？」
昴「で、きるもんっ」
『ほっんとぉーに秘密にしてくれよ!?
こんなん知られたら、俺、姉ちゃんにボコボコにされちゃう！』
「ボコボコにされないようにするのも練習の内だよね。
いや〜本気のAと
さっすが僕。良いアイデア〜！」
『漢字、違いますけどぉ!?』
先生に預けて大丈夫かな…
もう昴も先生の所に泊まる気満々だし、
これ以上泣くのも可哀想っちゃ可哀想だけど…
『…昴、先生の言うことちゃんと聞くこと、分かった？』
昴「うん…」
『あと姉ちゃんには、ぜーーったい秘密！分かった？』
昴「分かった！」
『ったく…先生、一泊、昴のこと頼むわ』
「まっかせなさい。
じゃ、悠仁と練習した後、悠仁の作った晩ご飯食べてから僕の部屋行こっか」
昴「うんっ！！」
『え〜俺、晩ご飯作るの確定？
別に良いけどさ〜…』
昴、いい子に先生の所で寝れると良いけどな…
ちょっと不安だな…
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mia - 最高でした。こんなに長いお話を断念せずに完結してくださって、本当にありがとうございます。終わってしまうのが寂しいです。 (5月28日 2時) (
レス) @page25 id: f90c104b93 (このIDを非表示/違反報告)
尊 - 本編完結おめでとうございます！終わってしまうと少し寂しい気持ちがあります、、、 番外編期待します！ (2021年3月23日 9時) (レス) id: b48a344f5f (このIDを非表示/違反報告)
ろこち(プロフ) - 完結おめでとうございます！そして楽しく読ませていただきありがとうございます！ほんと最近の生きがいでしたよ〜(TT)番外編、楽しみにしてます！一旦、お疲れ様でした♪ (2021年3月23日 8時) (レス) id: 3d8cf4b548 (このIDを非表示/違反報告)
ちゆ(プロフ) - 本編完結おめでとうございます！ほんとにそれぞれのキャラの優しさが身にしみたというか、ほんとにこの作品が好きでした！明日からも番外編楽しみに待ってます！ (2021年3月23日 1時) (レス) id: e02926125d (このIDを非表示/違反報告)
kotokoto23(プロフ) - 本編完結おめでとうございます！毎日更新が何よりの楽しみでした〜！番外編も楽しみにしています！ (2021年3月22日 21時) (レス) id: 0ce5745927 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪椿
| 作成日時：2021年3月11日 19時
