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「…しばらくは園には通わせられないな…」
悟は息子の前髪をさらっと撫でて、その寝顔を見ている。
『話し合いはどうなったの？』
「全ての呪術師、アイヌの呪術連も含め…総力戦になる」
『そっか…』
「今までAには前線を避けてもらってたけど…今日の戦いを見た奴等…上層部からも君も戦力に加わるよう言われた」
『…私は構わないけど……徹は…』
「…子を優先するようなら処罰を与えると言われた。上層部は自分の身の安全しか考えてない」
悟がぎゅっと拳を握りしめる。
噛みついたところで、あの頭でっかちたちには話しは通じない。
『…私と徹はどうにかするから…
悟、夏油さんのこと…』
「ん…傑が離反した時から覚悟はしてたから大丈夫…」
ぽすっと私の肩に頭を預けてくる彼…その頭に自分の頭を寄せる
『…覚悟してても辛いでしょ？』
「どうだろ…別にその時が来たんだなってぐらいだよ」
寝ている徹の頬をプニプニと無心で摘まむ彼の頭にちゅっと口付けを落とす
「…君たちのことは必ず守るし、傑のことも止める」
『うん、あんまり背負い込まないでね……夫婦なんだから私にも少しでも背負わせて…』
「よくできた奥さんだよ君は…」
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百鬼夜行当日、日没前…
『術師って集めたら、たくさんいるのね…』
「これのどこがたくさん？
って、徹はどうした？」
『高専の地下室に杏寿郎様と入ってもらってる。何重にも結界張り巡らせてるし…杏寿郎様に真希ちゃんと同じ眼鏡と呪具の刀、渡してある』
「まぁ杏寿郎なら死ぬ気なら一級ぐらい余裕だと思う」
杏寿郎様には事情を話し、数日だけ呪具を使った稽古をした。
その腕は確かな物だった…
現世でも剣道の全国大会１位を取った腕前だ。
もし杏寿郎様が呪術師だったなら……あの人も間違いなく特級クラスになれるだろう…
『さて…私は配置に着くよ。
最終的には悟と落ち合えば良いの？』
「そう、両側から攻めていく。
…呪詛師いるけど大丈夫？」
『できるだけ殺.さないようにする…捕まえたら補助監督さんに任せるから大丈夫だと思う』
以前に一度呪詛師絡みの任務を受け、殺.した。
呪霊とは違い…人だ。
私はどうしても割り切れず一時期病んでしまった。
彼はそれを心配している。
「気をつけて」
『ん、悟もね…』
軽く口付けを交わすと、私は悟とは反対の方角へと向かった。
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りんご(プロフ) - ガチの方で面白いです()更新頑張ってください！ (2021年3月23日 11時) (
レス) id: 18a64d9079 (このIDを非表示/違反報告)
雪椿(プロフ) - プスメラウィッチさん» ごめんなさいぃぃぃいっ！！もう１つの作品一生懸命になりすぎました。ネタはばっちり浮かんでるので、もう少々お待ちください(T^T) (2021年3月17日 22時) (レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 雪椿さん、続き頑張って下さい。応援してます。楽しみにしています。 (2021年3月17日 21時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
雪椿(プロフ) - サクラさん» ありがとうございます。離乳食は考えていましたが他のネタが思いつかなくて…スランプ気味です(ｰｰ;) (2021年2月18日 20時) (レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
雪椿(プロフ) - 武闘派インドア(笑)さん» ありがとうございます。ネタが何故か思いつかなくて…助かりました！ (2021年2月18日 20時) (レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪椿
| 作成日時：2021年2月6日 20時
