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五条side
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“
誠「やだー！！！！やだ！！！」
「誠悟、パパはお仕事がんばってるの…」
誠「やぁぁぁだぁぁぁ！！！！」
「やだね…やだよね。ママも分かるよ」
誠「たっちゃんがパパがいい！！」
「誠悟…そんな悲しいこと言ったらパパ泣いちゃうよ？」
誠「パパきらい！ママもきらい！！」
「…なんで？」
誠「ママは、ぼくよりパパだもん！！」
「違うよ、違うっ」
誠「わぁぁぁぁぁん！！！」
「ごめんねっ、ごめんね誠悟っ」”
誠悟は、成長するにつれて、よく泣いた。
誠悟にとって一番はAだ。
だが、意外にもパパっ子だった。
パパっ子というよりは、父親を恋しがっていた。
そして、よく懐いているAの弟の龍生を父親として欲しがった。
欲しいものと聞いたらパパ。
そんな程、父親を欲した。
否、愛情を欲していた。
母親だけの愛情では足りてなかった。
自分は親から受けた愛情はない。
誠悟の気持ちは理解し難い。
しかし、泣いている誠悟や、そんな誠悟を抱き止めるAを見ると包み込みたかった。
記憶の中では何も出来ない自分が歯がゆかった。
そんな日々や劣悪な職場環境、夫婦生活にAは心身共に磨り減った。
だから、僕の隙をついて龍生と誠悟の養子縁組みを行った。
彼女も限界だった。
見るからにやせ細り、活力のない表情。
いつ自ら命を絶ってもおかしくない精神状態。
そんな彼女に転機が訪れた。
《虎杖悠仁》との出会い。
これが切っ掛けとなり、彼女は気持ちにケリをつけ…
僕に離婚を申し出た。
そこから更に地獄が待っているとは…
誰も予想していなかった。
“
「…教えてあげる。
貴女は幸せになれない可哀想な人間よ」
相「だまぁれぇぇええｯ！！！！」”
相川愛桜がAを刺したのだ。
飛び散る鮮血。
全てがスローモーションに見えた。
最悪な展開だった…
彼女の周りは血の海…
取り押さえられる相川。
Aを抱き抱え必死に声をかける自分。
地獄絵図のようだった。
しかし、彼女の顔はどこかすっきりとした表情をしていた…
この時は苦しみから解放される喜びが彼女の中では大きかったのだろう。
生きる希望を失った彼女に未練などないのだから…
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saaachn(プロフ) - 久しぶりに開いたら更新されてて1から読み直しました！😭完結お疲れ様です！そして続編の更新待ってます☺️この作品本当に大好きです！♡ (4月29日 22時) (
レス) @page18 id: cc2ddad66d (このIDを非表示/違反報告)
louis06210221(プロフ) - 楽しすぎて更新されるまで作者さんの過去作品を繰り返し読むくらいに好きです。無理せずに更新して是非完結まで持っていってくださるととても嬉しいです！応援してます！ (3月17日 1時) (レス) @page8 id: e23c89d8cd (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - 受け入れてもらえるには『よっぽどの事がないと無理』だな…今の先生は前世の先生よりはクズじゃないけど…五条先生頑張って！…それから、こっちの世界の愛桜にもキツイ罰を与えておいてほしいです！😡💢 (2月28日 7時) (レス) id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - ようやく…２人とも前世を思い出したけど…できたら今世で夢主ちゃんと五条先生に子供が生まれたら『誠悟くんだけじゃなくて、あの時『愛桜にお腹を刺されて殺されてしまった２人目の子供も生まれて来てほしい』です…夢主ちゃんが今世の五条先生の事を (2月28日 7時) (レス) id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
ラッパ - 更新して頂いて、ありがとうございます！雪椿さんの作品が夢小説で1番好きです。応援してます！ (2月26日 20時) (レス) @page1 id: 5c12bbbdf1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪椿
| 作成日時：2024年2月24日 17時
