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『…２人とも緊張してる？』
五「まぁまぁ？」
夏「一応は緊張してるよ」
翌日、結婚の挨拶の為に京都の実家を訪れた。
応接間に通され、私を挟んで悟と傑は座って、神妙な面持ちで待っていた。
普段とは違う姿は、新鮮な感じがする。
２人とも大人になったなぁと変な心境だった。
そんな事を考えてるうちに、襖が開き、父と母が入ってきた。
父「お待たせ」
母「お茶で良かったかしら？」
夏「お気遣い、ありがとうございます」
五「ありがとうございます」
母「傑ちゃんは、お久しぶりね。
随分と逞しくなって〜」
夏「その節はお世話になりました」
父「悟様、ご無沙汰しております。
以前、会合で一度しか、お会いしておりませんが…水神家、当主、水神龍太郎でございます。こちらは、妻の和代でございます。」
五「頭を上げてください」
父と母は、悟に深々と頭を下げた。
御三家の…五条の当主に挨拶するなど、なかなか無いことだ。
ましてや、水神家はどちらかというと加茂家の遠い親族にあたる。
尚更、会うことは無い。
父「では、早速…
…A、結婚したい人と言うのは、その…どちら？と聞いても？」
『どちらも』
父「ん？」
『悟と傑、２人と結婚したい』
父「…和代さん、私は幻聴が聞こえてるのか？」
母「私もはっきり聞こえていますよ…？」
両親は、揃って顔を見合わせ、首を傾げていた。
それもそうだ。
２人と結婚したいなんて、頭が吹っ飛んだ発想であり…
その相手が特級であり、片方は五条だ。
五「先日、Aさんには婚姻を申し込みました。
こちらに一緒に居る、傑と共に。」
夏「Aさんは、私と悟、両方を想っていると返事を頂きました。
私たちは、話し合い、３人で共に居る道を歩む事を選びました。」
父「…A、それは本当か？」
『うん、私は２人の手を取ったの。
２人と一緒に居たいの』
母「それは付き合うってことじゃなくて？
それだったら…」
『ううん。
形式上では、２人と婚姻を結ぶことは出来ないけど…事実婚ということで家庭を持ちたいの』
父「……」
夏「難しい事を申し上げているのは、重々承知の上です。」
五「それでも、認めて頂きたく、こちらに参りました。」
『お父さん、お母さん、悟と傑と家族に鳴ることを認めて欲しいの』
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saaachn(プロフ) - 久しぶりに開いたら更新されてて1から読み直しました！😭完結お疲れ様です！そして続編の更新待ってます☺️この作品本当に大好きです！♡ (4月29日 22時) (
レス) @page18 id: cc2ddad66d (このIDを非表示/違反報告)
louis06210221(プロフ) - 楽しすぎて更新されるまで作者さんの過去作品を繰り返し読むくらいに好きです。無理せずに更新して是非完結まで持っていってくださるととても嬉しいです！応援してます！ (3月17日 1時) (レス) @page8 id: e23c89d8cd (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - 受け入れてもらえるには『よっぽどの事がないと無理』だな…今の先生は前世の先生よりはクズじゃないけど…五条先生頑張って！…それから、こっちの世界の愛桜にもキツイ罰を与えておいてほしいです！😡💢 (2月28日 7時) (レス) id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - ようやく…２人とも前世を思い出したけど…できたら今世で夢主ちゃんと五条先生に子供が生まれたら『誠悟くんだけじゃなくて、あの時『愛桜にお腹を刺されて殺されてしまった２人目の子供も生まれて来てほしい』です…夢主ちゃんが今世の五条先生の事を (2月28日 7時) (レス) id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
ラッパ - 更新して頂いて、ありがとうございます！雪椿さんの作品が夢小説で1番好きです。応援してます！ (2月26日 20時) (レス) @page1 id: 5c12bbbdf1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪椿
| 作成日時：2024年2月24日 17時
