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夏油side
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コンコン…と控えめのノック音が聞こえた。
その音の前に、Aの足音が聞こえた為、きっと彼女だろう。
家「はい」
「お疲れ様〜
あ、傑、もう来てたんだ？」
『一杯頂いてるよ』
「私もお茶もらおっと。
硝子、一本貰うね」
家「はいはい」
彼女は冷蔵庫からペットボトルのお茶を出すと、私の隣に座ってお茶を飲み始めた。
一年の体術の授業をしていたから、喉が乾いていたのだろう…一気に半分は飲んでいた。
「ふぅ…生き返った」
家「それより、A、おめでとう？」
「ありがとう？？」
『何故、疑問なんだ？』
家「おめでたいのかは、挨拶が終わってからじゃない？」
「大丈夫、大丈夫〜！
お父さんとお母さん、きっと喜んでくれるって！」
『それを今、硝子に相談していたんだ』
「傑、心配してるの？」
『もちろん』
「大丈夫だって。
きっと快く迎え入れてくれるよ。
悟なんて、何にも思ってないよ」
五「…失礼しちゃうよ。
僕だって緊張してるんだよ」
家「五条、ノックをしろ。ノックを。」
悟がノックをせずに入ってくるのは、当たり前なのか…
当然のように医務室に入って来るなり、椅子を持ってAの隣に座った。
五「Aの両親が優しいのは知ってるよ。
何かの集会の時に、水神家として挨拶に来た時にそんな印象だったし」
『私も一度、お邪魔させて貰った際にそんな印象だったよ。
おっとりした似た者夫婦だった』
「でしょ？
怒ると怖いけど、基本、何も拒まずって感じだから…」
家「まぁA見てると、そんな両親だろうなって想像はつくけど」
「硝子も明日、一緒に行く？」
家「行かない、絶対」
五「傑、手土産、何にした？」
『老舗の羊羹にしたよ』
五「うわっ、被らなくて良かった〜
僕も一瞬考えたけど、在り来たり過ぎるかなって辞めた」
『悪かったな、在り来たりで。
在り来たりが一番無難で好印象だよ』
五「僕の方が好印象だと思うけど？」
『何にしたんだ？』
五「有名店のカステラ」
家「どっちもどっち」
悟とは、２人で彼女に選ばれたことを喜んだが…
小競り合いは、しょうがない事だ。
どちらもAに好いてて貰えるよう、愛して貰えるように必死なのだから。
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saaachn(プロフ) - 久しぶりに開いたら更新されてて1から読み直しました！😭完結お疲れ様です！そして続編の更新待ってます☺️この作品本当に大好きです！♡ (4月29日 22時) (
レス) @page18 id: cc2ddad66d (このIDを非表示/違反報告)
louis06210221(プロフ) - 楽しすぎて更新されるまで作者さんの過去作品を繰り返し読むくらいに好きです。無理せずに更新して是非完結まで持っていってくださるととても嬉しいです！応援してます！ (3月17日 1時) (レス) @page8 id: e23c89d8cd (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - 受け入れてもらえるには『よっぽどの事がないと無理』だな…今の先生は前世の先生よりはクズじゃないけど…五条先生頑張って！…それから、こっちの世界の愛桜にもキツイ罰を与えておいてほしいです！😡💢 (2月28日 7時) (レス) id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - ようやく…２人とも前世を思い出したけど…できたら今世で夢主ちゃんと五条先生に子供が生まれたら『誠悟くんだけじゃなくて、あの時『愛桜にお腹を刺されて殺されてしまった２人目の子供も生まれて来てほしい』です…夢主ちゃんが今世の五条先生の事を (2月28日 7時) (レス) id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
ラッパ - 更新して頂いて、ありがとうございます！雪椿さんの作品が夢小説で1番好きです。応援してます！ (2月26日 20時) (レス) @page1 id: 5c12bbbdf1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪椿
| 作成日時：2024年2月24日 17時
