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夏油side
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しかし、赤の他人である私と彼女。
もし、呪詛師として私が追われても、彼女に何の関係がある？
彼女が悲しむ理由はもしかすると…
『…私は、君の友人や関係者を殺めたのか？』
「そうとも言えるし、違うとも言える。
これ以上、詳しくは教えてあげられない。」
『…教えて欲しい。
何を見て、君が苦しむ事になったのか…私はどう関係しているのか』
「…傑、未来は未来なの。
その時の選択によって、未来は変わる。
だから、傑は知らなくて良い。」
『しかし、理解をした上で行動をすれば、君の見た未来は回避出来る可能性は高まる』
「大丈夫…少しずつ変わっているから。
ただ、これから先、何か悩んだら溜め込まずに相談して欲しい。
私が貴方に望むことは、それだけ。
１人で悩まないで…お願い」
『……はぁ…これ以上は聞けないか…』
「意外に口、固いから。
それに、五条さんと相談して、少し気は晴れたでしょ？
以前に会ったときより、すっきりしている」
『君が悟をけしかけたおかげで話は出来たよ』
「ふふっ…良かった」
彼女に悟に相談するように言われていたが、やはり、気が引けていた。
今の忙しい時期に…なんて考えていたら、悟が部屋に押しかけて来た。
彼女から、私が悟に相談したいことがあるから聞いて欲しいと言われたそうだ。
それをきっかけに悟に今の自分の思ってることを話した。
勿論、喧嘩にもなったし、お互い正解なんて導き出せなかった。
が、以前よりは心は軽やかだった。
『君のおかげだ』
「傑はもっと周りに甘えなきゃ。
迷惑なんて思わないから…ね？」
『そうだな』
彼女について謎は深まった。
未来を見た原因や、その未来は何だったのか。
それに絶望とは…
知りたいが、彼女は口を割らないだろう。
それに、もう１人の重要人物。
こちらも気になる。
彼女の行動を見ていれば分かるのだろうが…なんせ、彼女は京都。
そして、呪術師。
四六時中、一緒に居られる訳ではない。
…もしかすると、悟なのでは？
と、一瞬思ったが、彼女から悟には、あまり接触をしている様には思えなかった。
むしろ、未だに五条と姓で呼び、一線を引いているような…
未来を変える必要があるのなら、相手の懐に飛び込むのが一番手っ取り早いはず。…私の様に。
そう考えると、悟は違うということか…
果たして、もう１人の重要人物とは…
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続編できました！
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雪椿(プロフ) - えねごりさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2021年12月26日 20時) (
レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
えねごり - 続きがすっごく気になります！！！更新無理せず頑張ってください！！！ (2021年12月26日 10時) (レス) @page50 id: 48217851a7 (このIDを非表示/違反報告)
雪椿(プロフ) - ゆずさん» ありがとうございます(*^^*) １度目と違った五条をお届け出来て良かったです！一応、違うんだぞーってのを意識してますので、伝わって良かった(/ω＼) (2021年12月21日 19時) (レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず - ２度目の人生も毎回楽しみにして読んでます(*´꒳`*)五条先生のキャラが１度目の人生とはまた違って新鮮です！いつも素晴らしい作品ありがとうございます｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡ (2021年12月20日 23時) (レス) @page41 id: 89d33d75be (このIDを非表示/違反報告)
通りすがり - ありがとうございます！！(●´ω`●)楽しみにしてます♪( ◜ω◝و(و " (2021年12月11日 19時) (レス) @page26 id: f9eedc0803 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪椿
| 作成日時：2021年11月22日 19時
