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翌日、授業後に秋弥の行きつけのピアスショップに来た。
『今回はどこに開けるの？』
「舌にしよっかなって！」
『舌ぁ？…なんで、そんな所に…』
「や、だって、格好良さそうだし…
その〜…キ、キスが気持ち良いって…」
『……キスする相手いるの…？』
「居ませんよーだぁあ！！そんなの俺だって分かってんだって！！」
単純な動機にクスッと笑ってしまう。
秋弥は髪の色も派手だし、耳にピアスをたくさんつけてる。
制服だって着崩してる為、ものすごく不良に見えるが…
すごく純粋で優しい男の子だ。
『舌は彼女出来てからにしたら？
その彼女が嫌がる可能性もあるでしょ？』
「そっか〜…そうだよな〜…」
『代わりに前からやりたがってた、インダストリアル？だっけ？
それにしたら？』
「おう、そうする！」
店「秋ちゃん決まったぁ？」
「決まりました！」
店「オッケー、じゃ、やろっか〜」
ここの店長さんは耳の拡張がすごいし、ピアスもすごいし、顔にもピアスついてるし、タトゥーもすごい。
でも喋り方は、とろ〜んとのんびりとした、マイペースな人。
見た目とのギャップが凄い。
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「ぜ、ぜぜぜぜぜぜ、絶対にっ！手を離すなよっ！」
『はいはい…』
「本当だな！？絶対にっ、絶対にっ！」
『秋弥が握り過ぎて、逆に痛いくらいなんだけど…』
店「いっくよ〜…３・２・“ｸﾞｻｯ”「ぎゃぁぁっ！！」」
店「あはっ！開いたよーん」
…秋弥はビビりである。
ピアスを開ける時、手を握っていて貰わないと怖くてガタガタ震える。
怖いくせにピアスを開けたいなんて…
その度に私はショップについて行き、手を繋いであげている。
店長さんもこのビビり方が面白くて、カウントダウンをしていても全然違うタイミングで穴を開けて楽しんでいる。
『…もうそろそろ１人で我慢出来るようになろっか…』
「ムリだ…ムリムリ…」
『それか、早く彼女作りなよ…』
「もっとムリだぁあ！！」
弱気過ぎて呆れちゃう所もあるが、明るくて楽しい。
そうゆうのを見てると悠仁を思い出す。
あの子も明るくて良い子だったし…
年齢的には32か33になってるのかな。
悠仁はきっと大人になっても変わらなさそうな気がする。
こっちの世界では悠仁は居るのだろうか…会えたらいいな…。
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太郎 - めちゃくちゃ好きです、、、こちらって傑オチになりませんか、、！？ (11月13日 14時) (
レス) id: 454647a5c9 (このIDを非表示/違反報告)
赭 - 秋弥に禁断の恋をしちまいそうで苦しい (10月23日 15時) (レス) @page37 id: ee8a4b9bf4 (このIDを非表示/違反報告)
雪椿(プロフ) - 恋＠眼鏡さん» うわぁ(*´∀｀)ありがとうございます！嬉しいです！これからも頑張ります(*^^*ゞ (2021年11月15日 20時) (レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
恋＠眼鏡(プロフ) - 余りにも面白すぎて一気読みしてしまいました…！作者様のペースで満足がいくような作品をこれからも一読者として応援しています。 (2021年11月15日 7時) (レス) @page40 id: a273382bf7 (このIDを非表示/違反報告)
雪椿(プロフ) - 楪さん» どうなるかはお楽しみに〜！五条の事はしょうがないですね(^_^;) (2021年11月11日 20時) (レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪椿
| 作成日時：2021年10月13日 19時
