その姿 ５ ページ8
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昴「…悟くん！」
“コンコン…”と鳴るドアに昴は急いで向かい勢いよく開けた
「こんばんは。いい匂いだね…今日はカレー？」
昴「僕がじゃがいもと、にんじんやったんだよ！見て！見て！」
昴は悟の手をグイグイと中に引っ張り入れた
『そんなに慌てなくてもいいのに』
私はそれぞれの席に料理を並べながら苦笑した
３人で食べるのは初めてだからか、昴は嬉しくてテンションがすごく高い
「すごく美味しそうだね」
昴「悟くんは僕の隣ね！」
昴は自分の席に座ると隣をポンポン叩いてアピールに、彼はクスッと笑い隣に座った
『じゃぁ食べよっか』
昴「いただきまーす」
「いただきます」
昴はスプーンを持つと一目散にカレーをパクパク食べ始めた
「このにんじん、星だね。
昴がやったの？」
昴「うん、ポンってやるの」
「そっか、お手伝いできて偉いね」
『いつも手伝ってくれるから私も助かってるの。
あ、昴サラダも食べようね』
昴「はーい」
「カレーすごく美味しい。隠し味なに？」
『教えませーん』
自分もパクッとカレーを食べる
今日も納得する味になり、我ながら上手いなと自画自賛
「あれ〜？
このじゃがいもすっごく大きい。
昴くん、ちゃんと切ってくださーい」
昴「あ、切り忘れた！」
「そんな昴には、にんじんのプレゼント」
彼はヒョイとにんじんを昴のカレーの中に入れた
昴「やめてよー！！」
『ふふっ…』
こうして２人並んで見ると本当にそっくりだ
目元や笑った顔…
自分が傷つくことを恐れずにいれたら、もっと早くに３人一緒になれてたのかな…
たられば話を考えてもしかたない。
これから先を大切にすればいい…
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食べ終わったお皿を洗いながら２人の会話に耳を傾ける
今は悟の膝の上に昴が座り
動物の番組を一緒に鑑賞中だ
昴「ねぇねぇ、また僕、動物園行きたいなぁ」
「いいよ、行こっか」
昴「ほんと！？
僕ね、ライオン抱っこしたい！」
「それは富○サファリパークのことだよね？
あ、それともアフリカに行っちゃう？
野生のライオン捕まえてさ…」
『いや、それ死.ぬでしょ…』
昴「悟くん最強だから大丈夫？」
「そうそう、僕最強だから、だいじょぉーぶっ！」
すんごいドヤ顔してるけど、確かに最強の彼ならライオンぐらい何ともないか…
無限って便利だよなぁ…
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雪椿(プロフ) - 尊さん» キャッチボールしてあげてください、きっと喜びます(笑)あと少しだけお付き合いください(*^^*) (2021年4月9日 15時) (
レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
尊 - 私も昴くんとキャッチボールしたい、、、！！続編めちゃくちゃ楽しみです！！ (2021年4月9日 14時) (レス) id: b48a344f5f (このIDを非表示/違反報告)
雪椿(プロフ) - さとゆさん» ありがとうございます！継続して楽しんでもらえるよう、頑張ります(*^^*ゞ (2021年4月9日 13時) (レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
さとゆ - めちゃくちゃ大好きな作品なのでもっと続いて欲しいくらいです！！続編マジで楽しみにしてます！！ (2021年4月9日 7時) (レス) id: 0125c61a9b (このIDを非表示/違反報告)
雪椿(プロフ) - たまねぎさん» この作品を好いていただきありがとうございます。あと少しだけお付き合いください(*^^*) (2021年4月8日 21時) (レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪椿
| 作成日時：2021年3月22日 20時
