その後 25 ページ31
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私は昴の顔を両手で包み込み、視線を合わせ、流れる涙を親指で拭き取りながら、優しく微笑む。
『昴…私は昴を絶対捨てないよ。
…もし、昴と悟を選ぶことになっても昴を選ぶ。
私の一番は昴だよ。』
「うっ…ひくっ…母さんｯ」
『それに誰も昴を１人にしない。
悟だって昴が一番だよ…ね、悟？』
「もちろん。
でも僕は欲張りだから２人を選ぶよ。
そして昴を１人にしない、絶対に」
「さ、とるくっ」
『悠仁もそんなことしない。
お母さんと宿儺…どっちの言葉信じる？』
「母さんのほうっ…うわぁぁぁんｯ！ごめんなさいｯ！」
必死に抱きついてくる昴を抱き締める
『お母さんもごめんね、昴の気持ち全然気づいてあげられなくて…本当にごめんね』
「僕も悪かった…僕が父親だって言わなければこんな事には…」
悟はそう言うと私と昴、
２人一緒に抱き締めた
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ー
しばらくの間、３人で抱き締め合い昴が落ち着いた頃に悟が昴の顔を覗き込み、手をそっと握った
「…昴が望むなら、僕はAには近づかない。
仕事の話はしないといけないから、全く近づかないのは無理だけど…
もう一緒にご飯食べたり、話しをしにきたり…もちろん昴とケーキ食べることもやめるよ？」
「…ｯ」
昴はぎゅっと拳を握りしめる
…以前、悟から昴にこれ以上負担をかけるのは止めようという話しにはなった。
離婚はしない。
私も昴も五条の名で守られている部分もあるからだ。
…離婚はしないのに、息子とは離れる。悟にとっても辛いが、昴にはその選択がいいかもしれないと…
『…昴、前みたいにお母さんと悠仁、３人で生活していこっか？』
「昴がどんな選択しても、僕もAも昴を嫌いになることはないよ？」
「……」
昴は黙ってしまい、また私たちは負担をかけてしまったと後悔した
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雪椿(プロフ) - 尊さん» キャッチボールしてあげてください、きっと喜びます(笑)あと少しだけお付き合いください(*^^*) (2021年4月9日 15時) (
レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
尊 - 私も昴くんとキャッチボールしたい、、、！！続編めちゃくちゃ楽しみです！！ (2021年4月9日 14時) (レス) id: b48a344f5f (このIDを非表示/違反報告)
雪椿(プロフ) - さとゆさん» ありがとうございます！継続して楽しんでもらえるよう、頑張ります(*^^*ゞ (2021年4月9日 13時) (レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
さとゆ - めちゃくちゃ大好きな作品なのでもっと続いて欲しいくらいです！！続編マジで楽しみにしてます！！ (2021年4月9日 7時) (レス) id: 0125c61a9b (このIDを非表示/違反報告)
雪椿(プロフ) - たまねぎさん» この作品を好いていただきありがとうございます。あと少しだけお付き合いください(*^^*) (2021年4月8日 21時) (レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪椿
| 作成日時：2021年3月22日 20時
