その後 23 ページ29
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任務が終わり携帯を見ると、何故か伊地知くんからたくさんの連絡が入っていた
折り返し電話し、内容を聞くと驚愕な事ばかり
急いで高専に向かい
“バンっ”と勢いよくドアを開けて中に入る
『昴ｯ！』
「ｯ！！！」
「ちょっ…A…」
昴は私の初めての怒号に身体をビクつかせ悟に抱きつき顔を隠した
『昴、こっちを見なさい！
なんで伊地知くんを騙すようなことをしたの！
それに硝子にも嘘をついて、そのうえ鍵を勝手に持ち出して！！』
「ぅ〜…ひくっ…」
「A、落ち着いて…」
いつまでも悟の服に顔を埋めこちらを見ようともしない息子にイラついてしまい、肩を掴みこちらを向かせる
『私、人を騙して良いなんて教えてないっ
なんでそんな事したのっ
いつから、そんな悪い子になったのっ！？』
「Aストップ。
昴が怯えてるのが見えない？
まずは君が落ち着け」
昴を掴んでいた手を悟に掴まれ、
ハッと我に返る
「ﾋｯ…ﾋｯ、ひくっ…」
昴は泣きすぎて呼吸が上手く吸えていない…
ひきつけのようになってる
…ｯ
カッとなりすぎた
息子の状態が目に入らないくらいに
「大丈夫、昴。
ゆっくり息を吸おうか…」
悟が背中をさすり、落ち着かせようとしてくれている
『…ごめん、ちょっと部屋の外にいる…』
居たたまれなくなり部屋の外に出た。
…私は何をした…
頭ごなしに怒鳴りつけ、顔を見ない息子に力尽くでこちらを向かせ…
一体全体私は何をやってるっ
それに…
昴のことを悪い子なんて…
最悪…最低だ…
昴はこんな子じゃない
何か理由があって行動したに違いないのに
なんで私は冷静になって聞けなかった…
『……母親…失格かな…』
壁伝いにズルズルと座り込み
膝に顔を埋める
…ちゃんと話を聞くにはまず、自分が落ち着かなければ…
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雪椿(プロフ) - 尊さん» キャッチボールしてあげてください、きっと喜びます(笑)あと少しだけお付き合いください(*^^*) (2021年4月9日 15時) (
レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
尊 - 私も昴くんとキャッチボールしたい、、、！！続編めちゃくちゃ楽しみです！！ (2021年4月9日 14時) (レス) id: b48a344f5f (このIDを非表示/違反報告)
雪椿(プロフ) - さとゆさん» ありがとうございます！継続して楽しんでもらえるよう、頑張ります(*^^*ゞ (2021年4月9日 13時) (レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
さとゆ - めちゃくちゃ大好きな作品なのでもっと続いて欲しいくらいです！！続編マジで楽しみにしてます！！ (2021年4月9日 7時) (レス) id: 0125c61a9b (このIDを非表示/違反報告)
雪椿(プロフ) - たまねぎさん» この作品を好いていただきありがとうございます。あと少しだけお付き合いください(*^^*) (2021年4月8日 21時) (レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪椿
| 作成日時：2021年3月22日 20時
