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伏黒side
ーーー
ーー
ー
俺たちは部屋へ移動した。
「ねぇねぇ、犬出して」
『ひょいひょい出すもんじゃ…』
「おーい、わんちゃーん」
俺の影をパンパンと叩き、玉犬を呼び出そうとしてる。
ふっ…そんなんで出る訳ねぇのに…
手で玉犬の影絵を作るとズルッと玉犬(黒)が現れた
「わんちゃんっ」
『玉犬だ』
「ぎょ、くけん？」
「ワフッ」
「モフモフだ！」
昴は玉犬に抱きつきベッドの上で戯れた
…シーツがグシャグシャになったのは目をつぶっておくか…
「白い方は出てこないの？」
『…白は…もういない…』
「なんで？」
『破壊された式神はもう二度と出せない…』
「ふーん……僕、よくわかんないけど…さびしいね恵くんも黒も…」
玉犬に顔を埋めるとグリグリと擦り付けた。昴の頭を毛繕いのように玉犬はペロペロと舐めている。
…寂しい、か……
「玉犬、おてｯ！」
『だからペットじゃねぇよ…』
ーーー
ーー
ー
「…ｽｩｰ…zzz」
昴は玉犬と遊び疲れ、今は抱き締めて寝ている
A先生からはもうすぐ迎えに行くと連絡が来てた
そろそろ…
“コンコン…”
腰を上げドアを開けた
「おまたせ」
『お疲れ様です』
A先生を中に入れた。
「ありゃ寝ちゃったか…」
『玉犬と遊び疲れたんだと思います』
「ありがとね恵、本当に助かった」
先生は昴の頭を優しく撫でながら微笑んでいた。
…この人も母親なんだな…
「玉犬もありがとね、今度ジャーキー買ってきてあげる」
「ワフッ！」
『だからペットじゃねぇよ…』
なんで玉犬も喜んでんだ…
「恵も優しいね…昴、寝てるんだから玉犬解けばいいのに…呪力使うだけでしょ？」
『…なんとなくです。
…先生、改めてその…虎杖のこと…』
「気にしないで。
たまたま悠仁が指を飲んで、たまたま悠仁が器になって、たまたま今回の任務で死.んだだけ…
…恵、強くなりな。
恵はもっと強くなれる」
『はい、俺は強くなります。
あのずっと気になってたんスけど…先生は此処に戻ってきて良かったんですか…？』
「此処っていうか悟の側でしょ？」
『まぁ…そうですけど…』
「良かったかどうかはまだ分からないかな。
さて、部屋に帰るね。ありがとう」
先生は昴を抱き上げると玉犬の頭も撫で、俺の頭もわしゃわしゃと撫でて出て行った
…END…
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雪椿(プロフ) - 尊さん» キャッチボールしてあげてください、きっと喜びます(笑)あと少しだけお付き合いください(*^^*) (2021年4月9日 15時) (
レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
尊 - 私も昴くんとキャッチボールしたい、、、！！続編めちゃくちゃ楽しみです！！ (2021年4月9日 14時) (レス) id: b48a344f5f (このIDを非表示/違反報告)
雪椿(プロフ) - さとゆさん» ありがとうございます！継続して楽しんでもらえるよう、頑張ります(*^^*ゞ (2021年4月9日 13時) (レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
さとゆ - めちゃくちゃ大好きな作品なのでもっと続いて欲しいくらいです！！続編マジで楽しみにしてます！！ (2021年4月9日 7時) (レス) id: 0125c61a9b (このIDを非表示/違反報告)
雪椿(プロフ) - たまねぎさん» この作品を好いていただきありがとうございます。あと少しだけお付き合いください(*^^*) (2021年4月8日 21時) (レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪椿
| 作成日時：2021年3月22日 20時
