番外編：伏黒恵 ページ19
※少年院後※
伏黒side
お風呂の用意を一式持ち大浴場に向かう
今日も交流会に向けて禪院先輩達にしごいてもらった。
確実に昨日よりは成長をしている。
もっと俺は強くなる…
『…(…あれは…A先生の息子の…)』
「あ、犬のお兄ちゃんだ」
脱衣所前に１人でぽつんと立っていたA先生の子ども…昴…
『…こんな所で何してんだ？』
「母さん待ってる！
忘れ物取りに部屋に行った〜」
しゃがんで一応目線を合わせる
こう見ると滅茶苦茶五条先生にも似てるな…
A先生もだいぶ変わっている。
五条先生から何故、A先生が居なくなったのかも俺には包み隠さず話してくれた。
津美紀には流石に全容を話すことは出来ず、ただ別れたということになっている。
それでも、俺たちの世話をしてくれたA先生にもう一度会いたいと津美紀は言って…眠ってしまった。
A先生が戻ってきたのは、五条先生と寄りを戻す為ではないのは分かってる。
未だに２人は犬猿の仲だ。
それに先生が戻ってきた一番の理由は虎杖を見守ることで…
俺があのとき…虎杖のことを…
「お兄ちゃんは恵くんっていうの？」
『…そうだ‥伏黒恵』
「僕、須藤昴、５歳！
恵くんの影すごいね！犬出てきて！
影の中で飼ってるの？」
『玉犬はペットじゃねぇ…あれは式神で…』
「あれ〜恵、何してるの？」
『…A先生…』
先生は片手に昴の下着らしき物を持ってヒラヒラと手を振ってきた
…下着忘れるか普通……
「母さん、恵くんの犬ってペットじゃないんだって〜」
「そうなの？お母さんびっくりだわ」
『嘘言わないでください。
知ってんでしょあんたは…』
…この人はたまに悪ふざけが過ぎるときがある。
五条先生と同期だとそうなるのか…
「って冗談は置いておいて…恵にお願いあるんだけど、昴をお風呂に入れてくれない？」
『はぁ！？』
「いや〜…急遽任務に行って欲しいってさっき電話かかってきちゃって」
『…無理ですよ、子ども入れたことないんで』
「大丈夫、大抵は自分で出来るから。あとはちゃんと泡が落ちたか確認して髪だけ乾かしてくれれば良いから。…昴、恵と入れるよね？」
「いいよー！」
不意にぎゅっと俺の手を掴む昴をギョッと見る
「任務終わったら恵の部屋に迎えに行くから、よろしく！」
『ちょっっ！』
昴の用意一式を俺に押しつけると爽快に走っていくその姿に怒りが沸いてきた
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雪椿(プロフ) - 尊さん» キャッチボールしてあげてください、きっと喜びます(笑)あと少しだけお付き合いください(*^^*) (2021年4月9日 15時) (
レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
尊 - 私も昴くんとキャッチボールしたい、、、！！続編めちゃくちゃ楽しみです！！ (2021年4月9日 14時) (レス) id: b48a344f5f (このIDを非表示/違反報告)
雪椿(プロフ) - さとゆさん» ありがとうございます！継続して楽しんでもらえるよう、頑張ります(*^^*ゞ (2021年4月9日 13時) (レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
さとゆ - めちゃくちゃ大好きな作品なのでもっと続いて欲しいくらいです！！続編マジで楽しみにしてます！！ (2021年4月9日 7時) (レス) id: 0125c61a9b (このIDを非表示/違反報告)
雪椿(プロフ) - たまねぎさん» この作品を好いていただきありがとうございます。あと少しだけお付き合いください(*^^*) (2021年4月8日 21時) (レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪椿
| 作成日時：2021年3月22日 20時
