その後 14 ページ17
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『どうゆうつもりも何も…私がもう一度、悟を選んだだけ。
裏切られて、酷いことされても彼を想う気持ちが変わらなかった…そんだけだよ』
父「また同じ目にあうだけだ。学習をしないのかお前は」
「総一郎さん、もう一度僕を信じていただけませんか？
もう二度とAを傷つけることはしません」
父「君の言葉は信じられない」
父はまるで射.殺さんとばかりに悟を睨む。
こんな父は初めて見た…
だけど、親になった今だからこそ、それほど私の事を思ってくれているんだと分かった。
『…お父様、私は確かに悟にすごく傷つけられた。
けれど、私、今は彼と一緒になれて幸せよ？』
「…A…」
悟の手を握り、彼の顔を見て微笑む
この先また傷つくことがあるかもしれない…だけど、今が幸せなのは変えられない事実だから
父「今の幸せは一時的なものだ…」
『それでも良い。
それに私には昴がいるんだもの…悟に次、捨てられてようものなら、こっちから捨ててやる』
「総一郎さん、彼女を愛してる気持ちには嘘偽りはありません。
この気持ちだけは誰にも否定されることのない確かなものです。
それに僕たちは誓い…縛りを結んだ。
破れば罰を受けるのは僕…
そもそも破る気なんてない」
弟「縛りって…」
『呪術師の…私たちらしい誓いだと思わない？
神に誓うよりも確実なものよね』
父「…なぜそこまで？」
「彼女を愛しているから。
それだけですよ。」
シーン…と静寂が部屋の中を支配する
彼が繋いでいた手にギュと力を入れたのが分かった
流石に緊張しているのか…
父「……必ず、Aを幸せにしてくれるのか？」
「もちろんです」
父「次、傷つけたら私は君を殺.してやる」
にっこりと笑顔を浮かべ物騒なことをいう父
「そんな日はこないので安心してください」
父「…２人の今後の幸せを願っているよ。
A、幸せになりなさい」
『ありがとう、お父様。
私、こんな娘思いのお父様の元に生まれて良かったよ』
父「…ｸﾞｽｯ…」
手で目元を隠し、鼻水をすする父に苦笑した
弟「父様は姉さんからまた五条さんを選んだって連絡来たときから、もう五条さんのことは許してたよ」
「…え…嘘…」
彼はそんなこと有り得ないというような表情をしているけど…
『だと思った〜！
だって、私が選んだんだもの！』
父「…Aが幸せなら私はそれが一番嬉しいんだよ…ｽﾞﾋﾞｯ…」
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雪椿(プロフ) - 尊さん» キャッチボールしてあげてください、きっと喜びます(笑)あと少しだけお付き合いください(*^^*) (2021年4月9日 15時) (
レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
尊 - 私も昴くんとキャッチボールしたい、、、！！続編めちゃくちゃ楽しみです！！ (2021年4月9日 14時) (レス) id: b48a344f5f (このIDを非表示/違反報告)
雪椿(プロフ) - さとゆさん» ありがとうございます！継続して楽しんでもらえるよう、頑張ります(*^^*ゞ (2021年4月9日 13時) (レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
さとゆ - めちゃくちゃ大好きな作品なのでもっと続いて欲しいくらいです！！続編マジで楽しみにしてます！！ (2021年4月9日 7時) (レス) id: 0125c61a9b (このIDを非表示/違反報告)
雪椿(プロフ) - たまねぎさん» この作品を好いていただきありがとうございます。あと少しだけお付き合いください(*^^*) (2021年4月8日 21時) (レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪椿
| 作成日時：2021年3月22日 20時
