その後 11 ページ14
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２人に先程の出来事を聞く。
昴がそんなことをしたのにも驚いたが…
昴にとってあしながおじさん…彼の存在がそんなに大きかったのも初めて知った
「…悪かった。もっと慎重に接するべきだった」
家「だから私は止めたのに…」
『フォローはしとくから。
ケーキ、ごめんね…私が後で食べるから』
「そんなことはどうでもいい。
…あしながおじさんって誰？」
『…２人は私が傑と一緒に居たこと写真で見て知ってるんだよね？』
「…そこには今まで触れてこなかったけど…まさか…」
『…あしながおじさんは傑のこと。
昴を出産を機に、傑とは会うことはやめたの。昴の安全の為にも。
でも傑は昴の事をすごく気にかけてくれてて…毎月必ず服やおもちゃをあしながおじさんって名前で送ってきたの』
家「夏油が…」
『今、昴が大事に使ってる色鉛筆セットも傑が送ってきた物だし…
誕生日やクリスマスも勿論送ってきてたの。
…だから、もしかしたら傑の事を父親だと思ってたのかもしれない』
「有り得ない話じゃないね…そうか…傑がそんなことやってたのか」
家「でも、あしながおじさんが誰なのか昴は知らないんじゃないか？
だったら五条がそれは自分がやってたって言えば…」
『ううん、その誤魔化しは無理。
一回だけ傑の声聞いてる。
クリスマスにサンタさんに何をお願いするのか聞いたとき…あしながおじさんに会いたいって言われたの。 だから会わせることは出来なくても、電話ぐらいならって…』
「僕と傑じゃ声も違うし、喋り方も違う。そもそもそんな騙すようなことはしたくない」
家「それもそうか…とりあえず五条はあまり昴を刺激しないようにするしかないかもね。
Aも昴の赤ちゃん返りの対処方法だけには気をつけないと」
「赤ちゃん返りって…下の子どもが生まれたらなるやつ？」
『それだけじゃなくて環境の変化とか精神的ストレスでなることもあるんだよ』
家「…もしかしたら、五条が家族に加わることで今まで自分に向けられてた愛情や関心が減るって思ってるのかもしれないな」
『そんな事あり得ないのに…』
家「子どもには子どもしか分からない世界観がある。ただ大人は子どもに真摯に向き合ってそれを受け止めてあげるだけだ」
『…私、母親としての自信がなくなってきた…』
はぁ…とため息をつき頭を抱える
どうしたら…昴に伝わるのだろうか…
貴方への愛は変わらないよと…
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雪椿(プロフ) - 尊さん» キャッチボールしてあげてください、きっと喜びます(笑)あと少しだけお付き合いください(*^^*) (2021年4月9日 15時) (
レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
尊 - 私も昴くんとキャッチボールしたい、、、！！続編めちゃくちゃ楽しみです！！ (2021年4月9日 14時) (レス) id: b48a344f5f (このIDを非表示/違反報告)
雪椿(プロフ) - さとゆさん» ありがとうございます！継続して楽しんでもらえるよう、頑張ります(*^^*ゞ (2021年4月9日 13時) (レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
さとゆ - めちゃくちゃ大好きな作品なのでもっと続いて欲しいくらいです！！続編マジで楽しみにしてます！！ (2021年4月9日 7時) (レス) id: 0125c61a9b (このIDを非表示/違反報告)
雪椿(プロフ) - たまねぎさん» この作品を好いていただきありがとうございます。あと少しだけお付き合いください(*^^*) (2021年4月8日 21時) (レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪椿
| 作成日時：2021年3月22日 20時
