目の前の敵 ページ36
五条side
数週間経ったが
こんな少しの時間で自分の傷が癒えることはなかった
少しくらい、この波立った気持ちが落ち着くかとも思ったが
そんなことは全くなかった
平常心とは程遠い…
いつもの僕らしくない僕を見て
伊地知なんてビクビクしながら
話しかけてくる
硝子に関しては因果応報、ざまぁみろと言われた…
もしかしてAに少しでも
会えるかもと
事務所兼職員室にほとんどいる
でも会えていない…
彼女も特級、忙しいのは分かっている
それに最愛のあいつに逢えたばかりだ
……自分のことなんてどうせ忘れてる。
あの言葉で傷ついた心をあいつ…煉獄が癒している頃だろう…
『はぁ……諦めが悪いな…』
机に足を上げ
天井を見上げていた
最近まともに寝ていない
このまま報告書など仕上げずに寝てしまおうか…
そう思ったとき
悠電「先生起きてる？」
『あれ、悠電おっひさー
卒業後も順調に任務こなしてるらしいね、あと女の子追いかけ回してるって
結構評判だよ？
新星現る！！ってね
かっくいー』
悠電「追いかけ回してないし。彼女探してるだけだし。先生紹介してくださいよ」
『ふふふっ…悠電に紹介する子はいないかな。その子に失礼になるし』
悠電「俺は先生の恥ですか……ってのは置いといて、先生にお客さん」
『お客…？そんな予定なかったけど』
悠電「校門の所でウロウロとしてるところ声かけたら、Aの知り合いで五条悟という方に面会したいって言われて…」
『そんな不審者いれちゃダメだよ〜まったく悠電は………は？』
そんな不審者をいれて
呪詛師だったらどうするんだと
確認しようと入り口を見ると…
「君が五条悟か！！」
真っ直ぐ俺を射抜くような目
キラキラと輝くような獅子が如くの髪に合った
太陽のような笑顔
《明朗快活》…この言葉はまさしくそいつのためにあるような言葉で…
「お初にお目にかかる！俺は煉獄杏寿郎という者だ！！」
目の前に来たかと思うと
バッと手を出され
握手を求められる
『・・・は？』
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葵(プロフ) - 好き。いやもう、好き。ありがとうございます (2021年5月16日 13時) (
レス) id: 262b3e9786 (このIDを非表示/違反報告)
雪椿(プロフ) - 宙さん» ありがとうございます！続編でもよろしくお願いします(*^^*) (2021年1月24日 17時) (レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
宙(プロフ) - うへへへ素敵なラストでした！というわけで続編にいってきまーす！ (2021年1月24日 16時) (レス) id: a1083db659 (このIDを非表示/違反報告)
雪椿(プロフ) - はまぐりさん» コメントありがとうございます。もしifで書けたら書きたいなぁとは思っていますが…なかなかアイデアが思い浮かばず書かないかもしれないです(@@;) (2021年1月23日 13時) (レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
雪椿(プロフ) - 豚のはむ太郎さん» 読んでいただき、ありがとうございます！うわぁぁあああ頑張りますー！！！ (2021年1月23日 13時) (レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪椿
| 作成日時：2021年1月17日 21時
