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冬休みに入った。
Aさんとはあれからも普通に一緒に帰ったりしてたけど、しばらく会えなくなることに特に挨拶もなく。
そして来る大晦日。
隆二と二人で伊吹の家へ。
「「お邪魔しま〜す」」
伊吹母「広臣くん久しぶりねえ！」
伊「あ、ちょっとお母さん！」
伊吹より先に、玄関に俺らを出迎えてくれた伊吹のお母さん(笑)
「お久しぶりです(笑)すいませんこんな日に来ちゃって。お邪魔じゃなかったですか？」
伊吹母「邪魔なわけないじゃない！広臣くんすっごくかっこよくなったわね〜」
「ありがとうございます(笑)こいつ、クラスメイトの隆二です」
隆「今市隆二っす。初めまして」
伊吹母「あら〜隆二くんもかっこいい子だったのねえ…伊吹！あんた広臣くんか隆二くん、どっちでもいいから結婚してもらいなさい！」
伊吹「お母さんもうやめてよー！！」
「「(爆笑)」」
伊吹のお母さんは相変わらずおもしろい。
リビングに入ると、お父さんもお母さんと同じようなこと言ってきて、ほんっと爆笑。
飯もめっちゃうまくて、大食いの隆二はどんだけ食えるんだよってくらい食ってて、その食べっぷりに、伊吹のお母さんはさらに隆二のことを気に入ってる(笑)
伊「なんか、ごめんねうちの親…(笑)酒も入ってて、なんか…」
年越し前に伊吹の部屋に移動。
なんかへこんでるけど、超楽しかったのに(笑)
隆「いいじゃん、楽しいご両親で」
「うん、俺も久々会えて楽しかった」
俺らがそう言うと、嬉しそうに笑う伊吹。
そういえば、今日は珍しくポニーテールじゃない。
毎日見てるやつが髪型変えればそりゃ気付くけど、なんか俺がそれ言うのも違うなって思って言えなかった。
「「「…３・２・１、あけましておめでと〜！」」」
歌番組を見ながら年越し。
ま、何も変わらないけど、こうやってツレと盛り上がるのもいいなあなんて思った。
伊「今年もよろしくお願いします」
「「お願いします」」
三人で頭下げて、変な光景(笑)
「さ、初詣行くか！」
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作者名：山海
| 作成日時：2015年2月14日 21時
