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..47*剛典side ページ48

ライブが終わりそれぞれクールダウンし、ご飯を食べたりスマホをチェックしたり、各々の時間を過ごしていた。


俺はシャワーを浴びながらAのことを考えていた。


会いたいし声が聞きたいのに、諦められないのも分かってるのにいまだに連絡できずにいた。


時間が空くほど良くない方向に向かうのは分かってて、数日間続いたAからの着信ももうきてない。


今さら俺が連絡して、「もういい」って言われるのも怖かった。


Aに対する疑いとか怒りとかって感情よりも、ピリオドを打たれることに対する恐怖がでかい。


…まだ始まってもなかったか……。


はあ…連絡こねえかな……。





シャワーから出て、スマホを見ると、LINEが1件。


!!





「俺、ちょっと外行ってきます!」


直人「岩ちゃん?!」


健「どないしたん?」


「Aが…来てるって…俺行きます!」


このLINE、もう一時間前…帰ってるかもしれない…


臣「え、なんで?」


「わかんない。でも来てる…」


直己「岩ちゃん!今まだ駄目だって、ファンの子もいるかもしれないし」


隆「とりあえず連絡いれなよ」


E「電話してきなよ〜」


「うん…すいません」




メンバーになだめられ、俺は控室を出て一旦心を落ち着かせ、Aに電話をした。


久しぶりに自分から連絡、、緊張する。


お願い、帰ってませんように…電話出て…




『…もしもし』


「A!まだいる?てかほんとにいるの?」


『あ、う、うん…いるよ…』


まだいた…良かった。


久しぶりに聞くAの声。


『ごめんね、急に…迷惑だったら帰るから…』


泣きそうな声だった。


「帰らないで!」


『え…』


「ていうかどこ?大丈夫なの?外寒いっしょ?」


緊張で早口になった。


『あ、うん大丈夫だよ、友達といるし、車だから…』


「そっか、良かった。俺まだ会場出れなくて…でも会いたい…」


『会える?会えるなら待ってるから…』


「大丈夫!ごめん、もうちょっと時間かかるけど…」


『わかった。また連絡して』


「うん…帰らないでね」


『待ってるって(笑)じゃあ、またあとでね』




最後、少し笑ってた…良かった。


俺は安堵感でその場にしゃがみ込んだ。

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設定タグ:三代目JSoulBrothers , 岩田剛典   
作品ジャンル:恋愛
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お哲love - 私の地元本当に高槻病院あるwww (2016年6月22日 17時) (レス) id: 34dca59295 (このIDを非表示/違反報告)
山海(プロフ) - rirucha_xxxさん» やばいですか?(笑)ありがとうございます(?)今後も是非読んでください♪ (2014年9月16日 1時) (レス) id: aed55274c0 (このIDを非表示/違反報告)
山海(プロフ) - りほさん» 神様wありがとうございますw今後の展開にご期待ください〜♪ (2014年9月16日 1時) (レス) id: aed55274c0 (このIDを非表示/違反報告)
rirucha_xxx(プロフ) - もうやばいです! (2014年9月15日 17時) (レス) id: 303508e586 (このIDを非表示/違反報告)
りほ(プロフ) - 山海さん» いやぁホント山海さん神様以上の存在です!岩ちゃんと付き合えて男の人も、克服できるといいですね!能力分けて下さい!笑 (2014年9月10日 18時) (レス) id: 23d5d9d0b2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:山海 | 作成日時:2014年9月5日 13時

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