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名古屋駅に着くと、すぐにタクシーに乗った。
「○○駅までお願いします」
え？
『○○駅？』
「うん？」
『私の地元、その２つ向こうの駅』
「まじ？！隣の区じゃん」
『ね、びっくり〜』
「もー、毎回一緒に里帰りしたいっす！」
(笑)
剛典くんは、サングラスを外して私に笑顔を向けた。
『…初めて、ちゃんと顔見た』
「あ…そうだよね(笑)Aもマスクとってよ」
『ええ、恥ずかしい』
「見たことあるから(笑)」
『そ、そっか』
「猫〜アヒル口〜」
『猫なの？アヒルなの？』
「猫！」
さっきまではサングラスの向こう側の表情を読み取りたくてずっと見ていたのに、初めて面と向かってちゃんと見る剛典くんの顔を見ているのはすごく緊張して、外の景色を見てしまう自分がいた。
「あ〜久しぶりに帰ってきた。懐かしいな」
『いつぶり？』
「半年くらい？」
「今日はなんの用事？」と聞こうとしたけど、新幹線に乗っているときからプライベートなことを聞きそうになるたび口をふさいだ。
「知り合いが入院しててさ」
『…そうなんだ』
私の気持ちを汲み取ってくれたような気がした。
しばらく歩きながら、剛典くんは地元にいた頃の話をしてくれた。
「この図書館、小さい頃毎日通ってた」
『本好きなの？』
「小さい頃はみんなと遊ぶより本とか勉強が好きでさ、勉強したくて東京行ったんだ。今じゃ考えらんねえけど(笑)俺は本当に勉強が好きだったんだけど、周りは親が無理矢理させてるとか言ってたみたいで、そうやって親が言われるのがつらかったな…。まあ勉強ばっかしてた反動でスポーツとかダンスとか始めたし、芸能界に入るときは母親も泣かせんだけど」
そう言って剛典くんは苦笑いをした。
「今は応援してくれてるんだけどね。兄貴も実家のことは気にするなとか言ってくれてさ」
『私も兄がひとりいる。いいよね、きょうだいって』
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お哲love - 私の地元本当に高槻病院あるwww (2016年6月22日 17時) (
レス) id: 34dca59295 (このIDを非表示/違反報告)
山海(プロフ) - rirucha_xxxさん» やばいですか？(笑)ありがとうございます(？)今後も是非読んでください♪ (2014年9月16日 1時) (レス) id: aed55274c0 (このIDを非表示/違反報告)
山海(プロフ) - りほさん» 神様ｗありがとうございますｗ今後の展開にご期待ください〜♪ (2014年9月16日 1時) (レス) id: aed55274c0 (このIDを非表示/違反報告)
rirucha_xxx(プロフ) - もうやばいです！ (2014年9月15日 17時) (レス) id: 303508e586 (このIDを非表示/違反報告)
りほ(プロフ) - 山海さん» いやぁホント山海さん神様以上の存在です！岩ちゃんと付き合えて男の人も、克服できるといいですね！能力分けて下さい！笑 (2014年9月10日 18時) (レス) id: 23d5d9d0b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山海
| 作成日時：2014年9月5日 13時
