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「あの…なんで連絡先渡したかって話…していい？」
『え？』
「俺、本当はAのこと半年くらい前から知ってた」
『え…』
「きもい？(笑)」
『きもくないですよ(笑)』
剛典くんの気持ちが自分に向いてるって期待してる。
私、こんななのに…。
「病院で初めて見たときから気になってたんだ」
どくん。
「いや…ごめん、気になってたなんてあやふやにしたけど…一目見たときからもう、好きになってたと思う。それから何度かAを見かけて、気持ち募ってって…自分でもどうしようもなくて、Aと話してみたいって思って、連絡先渡したんだ。連絡こなかったら、諦めようって思って」
はっきりと話す剛典くんの言葉に、私の心臓は爆発しそうだった。
嬉しいのに…恋愛に対するトラウマが私を襲う。
「病院で受付したときも、この間偶然会ったときも俺に震えてたような気がして、自信なくて。でも、連絡くれたから、少しは期待していいのかなって、思ってるんだけど…」
しっかり話す剛典くんの声が、最後に少しだけ震えた。
『あ、ありがとう…』
なんて言えばいいんだろう。
『私…あの…』
ちゃんと伝えてくれた剛典くんに、自分もちゃんと答えなきゃって思う。
思うのに、声がうまく出せない。
『わ、私も…剛典くんを初めて見たとき…から…気になってました…』
「ほんとっ？！」
『で、でも…』
瑠衣と話して、前に進みたいって思う気持ちと、過去の恐怖が入り混じって上手に話せない。
『わ、私、男の人が…』
「うん？」
『苦手で……』
違う、こんなことを言いたいんじゃない。
『剛典くんに話しかけられて、震えちゃったのは…剛典くんがいやとかじゃなくて…』
「…わかった」
『え？』
もういいってことかな…。
男が苦手なんて、めんどくさいと思われちゃったよね。
「今すぐつき合ってとか、言わない。俺のことこれから知ってってほしい。Aのこともこれから知ってくように、俺頑張るから」
『剛典くん…私、すごくめんどくさい女だよ…』
「それでもいいよ。俺、頑張るって決めたことは本当に頑張るから。好きなことには一直線だし」
『好きなこと？』
「好きな人」
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お哲love - 私の地元本当に高槻病院あるwww (2016年6月22日 17時) (
レス) id: 34dca59295 (このIDを非表示/違反報告)
山海(プロフ) - rirucha_xxxさん» やばいですか？(笑)ありがとうございます(？)今後も是非読んでください♪ (2014年9月16日 1時) (レス) id: aed55274c0 (このIDを非表示/違反報告)
山海(プロフ) - りほさん» 神様ｗありがとうございますｗ今後の展開にご期待ください〜♪ (2014年9月16日 1時) (レス) id: aed55274c0 (このIDを非表示/違反報告)
rirucha_xxx(プロフ) - もうやばいです！ (2014年9月15日 17時) (レス) id: 303508e586 (このIDを非表示/違反報告)
りほ(プロフ) - 山海さん» いやぁホント山海さん神様以上の存在です！岩ちゃんと付き合えて男の人も、克服できるといいですね！能力分けて下さい！笑 (2014年9月10日 18時) (レス) id: 23d5d9d0b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山海
| 作成日時：2014年9月5日 13時
