fourteen ページ14
ここで唐突にAが仕事する時や運転する時にかけるメガネの話をしよう
久しぶりにモールに行ってJ〇NSの前を通りかかったらAの足が止まった
「ねぇ、メガネのフレーム変えていい？」
前からかけていたフレームは黒だけどちょっと赤みがかった俺よりちょっと細めのレンズ
彼女の言う通りの店の中に入りレンズを物色して俺もその後について行く
1つのフレームを取るなり何故か俺の顔を見てくる。
「…俺の選んでるの？」
「ううん。同じフレームが欲しいの」
「俺と同じの？」
「そう。お揃いにしたいな」
可愛すぎると思いません？この生物
メガネすらもお揃いにしたいってどんだけ俺の事好きなのよ
いや、俺も好きだけどさぁ
「似たようなフレームかぁ…これとか？」
「んにゃ、ちょっとレンズの部分小さいなぁ」
『もしよろしければお手伝い出来ることありませんか？』
突然若い男の人が話しかけてきた
チェックのシャツをきた店員がにっこり笑顔でこちらを見ている
「あ、えっと彼と似たようなフレーム探してるんですけど…」
『そちらでしたら〜…こちらですかね…？』
「あっ、俺のと似てる。」
「うん！これがいい！」
『そうしましたらお使いのレンズ調べさせて頂きますので受付の方までお願いします』
言われるがまま店員さんの後についていって元のメガネを事細かく調べている
横にはとても満足気なAがにこにこと新品のフレームを見つめている
どうしてこんなにも可愛いのだろう
希に着る俺のTシャツだってそうだ
ハンバーガーのTシャツを彼女も持っている
いつだか、「お揃い好きだな」と、言ってみたら
「うっしーが好きだから、欲張りになるの」なんて笑っていた時俺は死ぬのかと思ったな。
キュン死とはこういうことを言うんだと初めて知った日だった
メガネ屋さんの紙袋をぶら下げて嬉しそうに歩くAの顔を見て、今日は出かけて良かったと心から思う。
そうだ。今度は仕返しとしてAのリュックでもお揃いにしようか
そうしたら彼女はどんな顔をするだろうか
「なぁ、A。次のお揃いはーー、」
そう言った後の彼女は、もっと笑顔になった。
こんなのバレたら、キヨやレトルトはうるせぇだろうな〜、なんて思いながら。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 137人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「実況者」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
クロセ(プロフ) - うっしーへの愛を感じました！続き楽しみにしてます！TOP4の絡みも見たかったりします笑 (2019年3月1日 5時) (
レス) id: c92fa8b672 (このIDを非表示/違反報告)
柚子 - かわいすぎるw (2018年6月9日 23時) (レス) id: eea949121f (このIDを非表示/違反報告)
れんげ(プロフ) - Rinさん» この度はコメントありがとうございます！！とても励みになり、私もこの作品を作って良かったなと安心します…(TT)ノロマ更新ではありますが今後もどうかご愛読よろしくお願い致します！！ (2018年4月20日 13時) (レス) id: 59227e33cd (このIDを非表示/違反報告)
Rin(プロフ) - 数少ない正統派な牛くんのお話とても素敵です！！このお話に巡り会えて嬉しいです！更新大変だと思いますがゆっくり頑張ってくださいね！応援しています♪ (2018年4月16日 2時) (レス) id: add045cfdd (このIDを非表示/違反報告)
れんげ(プロフ) - 鳩ポッポさん» この度はコメントありがとうございます！！(′;ω;｀)そう言ってくださると、私も作品作ってよかったと救われます…！！これからもどうかご愛読よろしくお願い致します！！(TT) (2018年3月10日 0時) (レス) id: 59227e33cd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：れんげ | 作成日時：2018年3月3日 20時
