Two ページ2
俺の作るオムライスが好きだとAは言う。
それを知っていて週に１回は彼女にオムライスを作ってしまう癖がついた
それも少し卵はトロトロ状態で
ケチャップで必ず書くのはドラ〇〇クエストのスライム。
可愛いから食べられない！とか言いつつスプーンでぐしゃっと崩すからこれがまた面白い。
「はーい、どうぞ」
彼女の自室件、俺の実況部屋である扉を開ける。
そこにはパソコン画面におびただしい文字がズラッと並んでおりにらめっこをするかのように書類と照らし合わせている。
「飯、出来たよ」
嬉しそうに「待ってました！」と、振り向く彼女の顔には
オレと全く一緒のメガネをかけている其の姿。
いつだか、一緒のメガネが欲しいと言ってショッピングモールに買いに行ったっけなぁ
「あっ、この匂いは…オムライスだ！」
「おっ、当たり」
「やった！そろそろ食べたいと思ってたの」
子供のような無邪気な笑顔で笑う彼女は嬉しそうにリビングへと足を運んだ
「ん〜〜っ！！やっぱりうっしーのオムライスは最強！！！」
「最強ってなんだよ
めちゃくちゃ強いのかよ」
「オムライスだけでもお店開けちゃうよ！！」
「それだけで儲かったらそれこそ最強だな」
幸せそうなその顔を見てるだけでこっちは腹がいっぱいだ
グラスにお気に入りのビールを注いで喉に流し込むと同時にアルコールの匂いがツンとする
「あ、あたしも飲みたい」
「まーたかよ、飲めないくせに」
「一緒の飲みたいの」
「じゃあ俺の半分やるから、ほれ、コップ」
コップを渡すと目を瞑って一気に流し込む
飲み終わりの目はいつも苦くて涙が潤む
苦いなら飲まなきゃいいのに
このセリフは何度も投げつけた
「う…っ、うま…い…」
「バーカ、見栄はんなって」
「いいの！慣れればそのうち味が分かるでしょ」
「後何年先なんだかな」
「もうっ」
分かってるよ
何でも俺と一緒の事をしたいのは
そんな君を今日も愛おしく思ってることは
恥ずかしいからこむぎにでも伝えておこうかな。
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クロセ(プロフ) - うっしーへの愛を感じました！続き楽しみにしてます！TOP4の絡みも見たかったりします笑 (2019年3月1日 5時) (
レス) id: c92fa8b672 (このIDを非表示/違反報告)
柚子 - かわいすぎるw (2018年6月9日 23時) (レス) id: eea949121f (このIDを非表示/違反報告)
れんげ(プロフ) - Rinさん» この度はコメントありがとうございます！！とても励みになり、私もこの作品を作って良かったなと安心します…(TT)ノロマ更新ではありますが今後もどうかご愛読よろしくお願い致します！！ (2018年4月20日 13時) (レス) id: 59227e33cd (このIDを非表示/違反報告)
Rin(プロフ) - 数少ない正統派な牛くんのお話とても素敵です！！このお話に巡り会えて嬉しいです！更新大変だと思いますがゆっくり頑張ってくださいね！応援しています♪ (2018年4月16日 2時) (レス) id: add045cfdd (このIDを非表示/違反報告)
れんげ(プロフ) - 鳩ポッポさん» この度はコメントありがとうございます！！(′;ω;｀)そう言ってくださると、私も作品作ってよかったと救われます…！！これからもどうかご愛読よろしくお願い致します！！(TT) (2018年3月10日 0時) (レス) id: 59227e33cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れんげ | 作成日時：2018年3月3日 20時
