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DK｢明日早いんでしょ。もう休んだら？」
｢ドギョミこそ収録あるんだから休まないと」
DK｢ねぇ、シュアヒョン。Aが言うこと聞いてくれない〜」
JS｢んー…」
｢シュアードギョミが言うこと聞かない」
JS｢そうだねぇ…」
２人の押し付け合いは、いつの間にか自分の方へ飛んできて軽くぶつかった。
両方とも力の抜けた、本気過ぎない力の込め方をするから対応に困る。
それにドギョムがAに休ませたい気持ちも分かるんだけど、Aがここまで仕事を詰め込んでいる理由も知っているから、もっと困る。
マネヒョンから聞かされているのだ。
Aが「BSSの音楽番組の収録に全部参加しようとしてる」って。
そのためにこれから先にある仕事を今まとめて消化しているらしい。この様子だとそれをドギョミたちには伝えていないみたいだけど。
容量の良いAだからできることだなと思う。ただ、今この場で“Aが忙しいのは、“お前たちの収録を全部見に行こうとしてるからだよ”なんて自分が勝手に言っていいはずもなく、
DK｢シュアヒョーン、Aのこと寝かせてー」
そうAの肩を揺らすドギョミには、笑っておくことしかできなかった。
JS｢うーん…ドギョミが子守唄でも歌ってあげたら？」
DK｢それで寝てくれる？」
｢今日は負けない」
JS｢“今日は”って負けたことあるの？」
DK｢練習室で転がってるAに歌うとね。ちょっと負けそうになるんだよ」
｢完全敗北はまだだよ」
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作者名：柊
| 作成日時：2023年1月29日 9時
