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DK｢Aやーミョンホヤー」
｢あれドギョミ」
MH｢何かあった？」
｢今やるから」ってAがドライヤーの入った棚に手を伸ばしたとき、いいタイミングで部屋に入ってきたのはドギョミだった。
ああ、なんてことだ。その顔を見てせっかく伸びていたAの手が引っ込んでしまう。
DK｢明日の駅までの行き方調べようってなったんだけど、ミンギュと俺じゃ全然分かんないから手伝ってほしくて…笑」
MH｢あー明日の？」
DK｢そうそう。あとクエストの場所も」
MH｢駅までの行き方ならさっきAが調べてたけど」
DK｢진짜！？うわぁ、さすがA」
「さすがウリA〜」とタオル越しにドギョミがAの頭を撫でる。わしゃわしゃっと結構強めだったからなのか、ちらっと見えたAの目は擽ったそうに細められていた。
あ、珍しくAが犬っぽい。
“犬っぽい”担当はいつもミンギュのはずなのに。
DK｢あ」
｢…ん？」
DK｢髪乾かしてないじゃん」
MH｢いま？笑」
｢乾かそうと思ったらドギョミが来たんだよ」
DK｢言い訳だー」
｢言い訳じゃないよ。ね、ミョンホ」
MH｢うん。本当。面倒くさがってたのは事実だけど」
DK｢あー？ほら、やっぱりー」
＿＿＿＿＿＿
MG｢あ、髪」
｢ミンギュや、その流れもうやったんだよ」
MG｢乾かしてないって？」
｢うん。ミョンホともドギョミとも」
MG｢でも、それなのに乾かしてないのはどうなの？」
｢それはタイミングの問題」
MG｢…そうですかそうですか」
結局、ミンギュとドギョミの部屋に行ってからもAはミンギュと同じ会話を繰り返して。
最後は何だかんだ面倒見のいいミンギュが｢じゃあもう乾かしながら探そう」とドライヤーのプラグをコンセントに差し込んだ。
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作者名：柊
| 作成日時：2023年1月29日 9時
