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｢でしょ？」
JN｢うん。きれいなおでこ」
HS｢ジュナ。その情報いるか？」
JN｢え？いらない？」
｢まぁ、どちらかと言うといらないんじゃないかな」
MG｢どれどれ？」
｢…どれどれって？」
MG｢おれも見てあげる」
ジュニヒョンに続くように今度はミンギュヒョンが覗き込んで、知らない間にこっちに来ていたミョンホヒョンも同じように覗き込む。
２人に覗き込まれたAが何ともないよってへらりと笑えば、ミンギュヒョンが顔を近づけ始めていつもみたいに「オレの顔見えてる？」と遊び出した。
｢見えてる見えてる」
MG｢本当に？」
｢本当だよ」
MG｢ほんとにほんと？？」
鼻先がぶつかりそうになるまで顔を近付けて、今日もまたAが｢これは近過ぎて見えない」と答える。
いつもミンギュヒョンが同じことをして、いつもAが同じ答えを返しているんだけど、ヒョンは中々この遊びをやめようとしないんだよな。
楽しいのか何なのか。
ここまで来ると最早見えてるか見えていないかはそこまで重要ではなさそうだし、色々考えてもイマイチよく分からないけど、悪いことじゃないなら何でもいいなとも思う。
笑っていられるものなら何でも。今は深く考えることじゃないだろうから。
HS｢じゃあ、Aオレの顔は？見える？」
｢10時10分だね」
JN｢おれは？」
｢ジュニはさっきちゃんと見たよ」
JN｢今は今、さっきはさっきじゃない？」
｢…はいはい笑」
そうやって控えめに笑ったAが「ジュニの綺麗な顔が見えるよ」と言って、その声色に釣られたようにヒョンたちも笑う。
ああ、ほらやっぱりこれがいいな。
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柊(プロフ) - 本屋と図書館とガソリンスタンドの匂いが好きさん» ありがとうございます☺︎そう言っていただけて嬉しいです。読む人それぞれ色んな捉え方をして楽しんでいただけたらと思います🙌🏻 (8月11日 22時) (
レス) id: f0f6ce6cb0 (このIDを非表示/違反報告)
本屋と図書館とガソリンスタンドの匂いが好き(プロフ) - こういうどちらの性別とも取れるお話大好きです！！！！性別が選択できってだけでだいぶ違う見方ができますからね！！！最高です！！！続き楽しみにしてます！！ (8月11日 12時) (レス) id: b9b005fe2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊
| 作成日時：2023年8月10日 22時
