ぱくじみん信者のじみん離れ【 th 】

8 さんじゃなくてくん ページ8

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「え、でもテヒョンさんがじみんちゃんと…」


「俺は好きな子と食べたいよ」


はにかみもせずさらっと言われて、なんだか照れる。

天然タラシっていうやつだ。



「じゃあ、一緒にたべたい！」


うんって笑ってくれるテヒョンさん。

すごく有りがたくて、やさしさを噛み締める。


…じみんちゃんがあのとき、テヒョンさんの名前を出した理由がわかった。

こんなにやさしくて、かっこいいからだ。





「あ。あと」


「ん？」


「さん付けじゃなくて、出来ればくん付けか呼び捨てのほうがいいな」




このタイミングではにかむテヒョンさん。

やだっていう理由もないけど肯定せざるをえない顔だったから、
テヒョンくん！！って名前を叫んでしまった。




気づいたらよれいも鳴っていて、ばいばいする。

戻るときもかわいい笑顔でお別れしたテヒョンくんのおかげで、楽しくて濃いお昼休みだった。









×××

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