ぱくじみん信者のじみん離れ【 th 】

7 まさか ページ7

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「ごちそーさまでした」


「ご、ごちそうさまでした」



ぺろりと食べきってしまったテヒョンさんに続けてごちそうさまをするけど、

間接キスが頭の中をぐるぐるして、きれいな唇にばっか目がいっちゃう。




小学生じゃないのに、間接キスだけで意識しちゃってるみたい。

それとも、ちゅーのこと考えてるのかな、




「っ…わたしのばか！！」



心の中で自分で言ってても恥ずかしくて、ほっぺをぱちん、って叩く。


ちゅーのこと考えてるなんて、え っ ちな子だって思われちゃう。




「どうしたの？」

ってのぞきこんでくるテヒョンさんに、なんでこのタイミングで顔が近くなるのってなぜか照れてるわたし。


なんでこんなにどきどきしてるの。





やっぱり目は唇にいくんだけど、テヒョンさんもさすがに気づいた。

何かついてる？ってぺろっと舌を出す動作に色気を感じて、あわてて イチゴジャムついてるよ って
ポケットティッシュを取り出して拭うふりをする。



「あー、ありがと」


「…いいえ」



ちょっとぎこちなくなる。

まさか、わたしから撒いた種で意識しはじめちゃうなんて。






「ねえ」


「っな、なあに？」


急に話しかけられて、たじろぐ。
まさか、ヘンに意識してるのバレちゃった？




「ジミンと離れてるならさ、これから一緒にお昼ごはん食べない？」


身構えるわたしを他所に、拍子抜けなテヒョンさんの話しの内容に

おもわず、間抜けな声が出た。








×××

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