ぱくじみん信者のじみん離れ【 th 】

6 おなかがいっぱい ページ6

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いちごみるくを飲んでメロンパンを食べて、イチゴジャムのパンを食べきろうとしたけど

ちょっときつかった。





「うー……おなかいっぱい、」



食べてるわたしをじーっと見つめてたテヒョンさんに、助けを求める。

食べてくれない、かな。




「…なーに？」


「……んー」



さっきのテヒョンさんみたいに困ったように笑うと、あぁ って察してくれた。



「食べたげよっか？男の子はおなかいっぱいでも食べれるよ」


「うー、おねがいします…。ごめんね」




さすがにやさしいテヒョンさんに申し訳なくなった。

メロンパンもらっちゃって、イチゴジャムのパンの残り食べてもらっちゃって


…………その前に、テヒョンさんの悪口言っちゃって。



悪いことしかしてない。

これで、もし幻滅されちゃったら
お昼ごはんひとりぼっち…？


いや、これからも一緒食べてくれるなんてきまってないけど！




「俺は嬉しーよ？」


「…え、なんで？」


「好きな子とふたりきりでお昼一緒に食べれたし、こうやって頼ってもらえて」



ひひ、ってかわいくてかっこいい笑顔がきらきらしてて
かっこいいね、ってまた言っちゃう。


えへ、ってはにかんだテヒョンさんが照れ笑いするじみんちゃんとちょっと似てて
わたしも笑った。






「やっぱ気にしないんだね、」


「なあに？」


「ん？間接キス」



普通のトーンで、さも気にしてないみたいに言われて
最近で三回目くらいの思考停止。




ぶわって顔が熱くなって、思わずほっぺをおさえる。


き、きづかなかった…！！






「あれ、照れてる？」


「ちょっと恥ずかしいから聞かないでね、」


「えーかわいい、」









×××

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