不意打ちはご勘弁 ページ9
『太郎?』
楽も居ないし今日こそはいちばんだと息混んでレッスン場に着いたのに既に着替え場に置かれていた荷物
さすがに何年も一緒にいるからかばんぐらいは覚えてる。これは間違いなく太郎の荷物
でも電気はついていなくて人の気配すらしないレッスン室。もちろん呼びかけても反応は一切ない。
『え、太郎?ほんまにおるん、?』
『ほんまに大丈夫、?』
お化け屋敷は余裕な私もさすがにそろそろ怖くなってきてさっきよりも大きめの声で呼んでみる。
それでも返事はなくて、ほんまにやばいな、って思ってきた。
『ねぇ!!たろ、「どぉぉぉおぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!!!!!!」
『え、な、え?』
ほんまに、って思って声を少し荒げた瞬間、半端じゃない爆音と叫び声をあげながら現れてきたのは岡ちゃん、一太、そして太郎
状況が理解できずに混乱しているを私を見ておもしろそうに笑ってる太郎
私あなたのことずっと心配しててんけど?
『どうゆうこと?』
吉「Aが焦ってんの初めて見た」
『は?』
岡「うわ、口わる」
『岡は黙ってて』
岡「自分めっちゃ口悪いで」
真「いや、俺らだいぶ先ついててな。
太郎がAちゃんにドッキリしたことないなーって言い出してん」
一「それでこうなってるってことっす」
『言いたい事は山ほどあるけど!
まず心配した時間返してくれへん!?!』
吉「それは申し訳なかったわ。でもめっちゃいいリアクションしてたで自分」
『あんま嬉しくない』
岡「なんでやねん」
ずっとニヤニヤしている太郎と岡ちゃん
ちょっと申し訳なさそうな一太とたけ
そういや私たけと一太にもドッキリしかけたな、
それの報いやなとか考えても
やっぱり太郎には絶対に仕返ししてやる、そう心に決めた
『いつか絶対やり返したるからな!」
できれば後輩のいないところでな、、?
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作者名:羽未 | 作成日時:2024年2月25日 23時