共に奇跡を (ページ8)

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可愛いとかっこいいの狭間で（L.N）ページ8

蓮「Aちゃん！Aちゃん！Aちゃん！」

第一印象はどちらかといえばおとなしい子
端のほうにいて特定の子と仲良くしていてダンスの上手な子やったのに、、

いつの間にか現代っ子人たらしボーイになってしまった

蓮「次のペア俺とAちゃんやって！」
　「あれ？俺との撮影いやなん？」

『れおたんん～～～～嫌なわけないよ～～～～』
『楽しみだね～～～～』

多分原因はこれ

甘やかせばそれに喜んでくれる姿がかわいくてさらに甘やかしての無限ループ
それにみんなが虜になる理由もよくわかる
ちなみにわたしもやめられない。貢ぎまくっている淳太君ぐらい貢まっくている。

最近は可愛いっていったらちょっと反抗して来るようになったけど、そんなの私たちにはもちろん関係ない

蓮王をかわいい可愛いしている間にいつの間にか私たちの順番が回ってきてカメラマンさんの声に従ってポーズをとっていく

蓮「Aちゃんもうちょいこっち」
　「もっとくっついて」

なんていわれて気が付けば蓮王の腕の中
いつの間にか私の背を越して少し男っぽくなった腕

『蓮王たん？ちかない？』

さすがに、、と思って離れようとしてもがっちりホールドされた腕
問いかけても腕を押しても無反応な蓮王たん

『蓮王？』

蓮「もうちょっとだけ」
　「こんときぐらいしかAちゃん独り占めできひんもん」

どこで覚えてん、可愛い俺らの蓮王たんがそんなかっこいいセリフ言うなんて
誰が予想できんねん、あんなに幼くてかわいい蓮王がここまで成長しているなんて

そう考えながらそっと蓮王の顔を覗き見たら真っ白な顔がりんごみたいに赤くなっていて
やっぱり蓮王はかわいいままだと安心したのは本人には内緒のままでいいのだろうか

もうすこしだけ蓮王の成長には目をつぶらせて

ちなみに後日発売された雑誌の蓮王の顔はばっちり赤いままでそれをたけと一太にいじられていたのはまた別の話