共に奇跡を (ページ24)

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旅立ちページ24

『こじ、おめでとう』

小「ありがとうな、A」

会場で大きな背中を私たちに見せて旅立っていく決意をした私の大切な同期の1人

私が声をかけると嬉しいような、複雑なようなはにかんだ笑顔を見せてくれた。

『あーあ、こじも東京行っちゃうんかぁー』

小「そんなすぐ行かんわ、あほ」

私たち同期の中では年上な方で、顔はかっこいいし背も高いのに昔からどこか変な人だった。

仲間のために頑張れる人だった。

小「ちょっと先行くだけやからな」

『すぐに追いついてみせるから』

『でも、待たないで。』

小「分かってるよ、お前はそーゆーやつやから」

『ちょっといいご飯奢ってな』

小「いつも奢ってるやんか」

『もっと高級なやつで頼むわ』

小「しゃーなしな」

なにわ男子がデビューして2年と少し

その間関西ジュニアの先頭で走ってくれたこじ

本当は心の底から祝いたい

だから少しだけ置いていかれてしまった気がすることに気づかないふりをした。

この思いをするのは少なくとも3回目

でもあてもなかったあの時とは違って少しだけ前を向けてこじに軽口をいえるぐらいになったのは間違いなく私に仲間ができたからだと感じる

こじの隣に貴方がいない姿にはまだまだ慣れないし慣れたくないと思ってしまう部分もあるけど貴方達の門出は笑顔で祝いたい。

だって大切な仲間だから

『もう少しだけ応援して下さい。必ず私たちも皆さんをそこに連れて行きますので』

そう綴ったブログ

絶対に嘘にしないから

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Aぇさんデビューおめでとうございます。

私個人としましてはまだ整理がついていないことが沢山あるのですが、1ファンとしては純粋に嬉しい気持ちでいっぱいです。

改めて本当におめでとうございます!