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『こんな感じ?あってる?』


岡「まぁ、概略は」

一・蓮「ごめん、こんなこと聞いて」

『いやぁでも私あんま覚えてないから他人事なんよね〜』

楽「もう、思い出さんでいいよ」



たった一度だけレッスンに行ったぐらいの俺と違ってずっと支え続けてきたがっくんの目はあまりにも真剣で当時のことを思い出させる。





『こっからはまあまあ覚えてるし太郎もギリ知ってるぐらい?』

吉「あぁ小島くんからなんとなくは」

『その話はまた今度やな、一太ないてるし笑』

楽「え〜一太かわいいなぁお前」




あの日Aに届いた初めての手紙の送り主からはいまだに手紙が届くと喜んでいた。
自分がいてもいい証拠だと喜んでいたこともその日からアイドルとしてのAの姿が変わったこともよく覚えている。




どんどん上達するダンスに歌に演技。


どんどん増えていくAの色のペンライトに上がっていく序列。




性別が違うからを言い訳にせず特別扱いを嫌い自分の実力だけで歩んで行ったAは誰よりもかっこよかった。それと同時に少しだけ取り残された気も俺らでしてた。
間違いなく俺とがっくんと陸の目標になってくれていた。





だから同じグループになれた時は心の底から嬉しかった。一番近い場所で守れるから。





かなり減ったとはいえ少しの批判はつきものでそこから一番近い場所で守れるのは俺らやから。




スポットライトを一身に浴びて輝き続ける俺らのお姫様は俺の永遠の憧れのアイドルやから

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作者名:羽未 | 作成日時:2024年2月25日 23時

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