念願?(L.N) ページ13
蓮王side
蓮「Aちゃー〜ん!」
俺よりも少し先に来ていたAちゃんの姿を見つけて飛び込んだら、犬みたいやな、ほんまに可愛いって笑うAちゃん。そんなAちゃんの方が可愛いに決まってる。
そう今日は待ちに待った、念願の!Aちゃんとの初デート!
[カット!!]
なんかではなくてデートを模したあけおめライブ用の映像撮影
まあAmBitiousの中では俺しかおらんし?大我とか拓哉くんとかおるけどほぼ俺のもんやし?
なんて言い聞かせてなんとか今
『これ私おるより3人だけの方が良かったんじゃないん?』
拓哉「俺らのモチベがちゃうやろ!!」
蓮「そう!ほんまに!拓哉くんそれ!」
できれば二人が良かったけどなんて先輩とか後輩の前では流石に言えへんけど
『大我?緊張してる?笑』
大我「めちゃくちゃしてます、」
『んーーまあリラックス!深呼吸!』
大我「はい、、、」
そんな当のAちゃんは俺よりも後輩の大我とよく話してる
そういや俺もそんな風に絡んでもらったな〜
いや、でも俺おるんやったら俺とも一緒に話したらええやん。
普段あんなに蓮王たん連王たんいってくるくせに。ムカつく、いや、流石に後輩に対して嫉妬とかカッコ悪すぎる。ダサすぎる。そんな俺にイライラする
Aちゃんはアンビのやのに
西「蓮王、顔に出てる笑」
蓮「え、やべ、ごめんなさい」
西「んーーまぁまだ?Aちゃんはみんなのもんやろ」
俺の心をまるで見通したかのような拓哉くんにドキッとする。
拓哉くんも俺と同じようにAちゃんの方を見つめていて。
西「さ、仕事!」
そう言って呼ばれた方に向かっていって撮影してる拓哉くんはしっかり切り替えられてて俺なんかよりもずっと大人やった。俺が子供すぎると思ってしまった。
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作者名:羽未 | 作成日時:2024年2月25日 23時