ｆｌｏｗｅｒｒｏａｄ (ページ34)

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テソンside

とは言うものの僕には自信がない…

ジヨンヒョンみたいにかっこいい訳でも

ヨンベヒョンみたいに優しくて強い意志を持ってる訳でもない

ヒョリン『あれ、もう２３時だ』

ヨンベ『あぁ、ほんとだ。(人2)ちゃん大丈夫？いくら明日ゆっくりって言っても日本に帰らなきゃ行けないし大変だよね』

テソン『そうですね。そろそろお開きにしようか。(人2)ちゃんホテルどこ？ホテルまで送って行く…』

僕のこの言葉は最後まで言い切れず

ジヨンヒョンによって遮られた。

ジヨン『(人2)、ホテルまで送ってってあげるよ』

テソン『…。』

(人2)『大丈夫ですよ！この時間ならまだ電車もあるし１人で帰れます(^^)』

ジヨン『ばーか。こんな時間に女を１人で帰せるはずないだろ？』

(人2)『いや、でも…』

テソン『…ぼ、僕が送るよ…っ！』

(人2)『いやいや、ほんとに大丈夫だから(汗)』

ヨンベ『迷惑なんて思ってないから送ってもらいなよ(^^)異国の地でこんな時間に１人で歩いてたら危ないと思うし。ねっ？』

ヒョリン『ヨンベの言う通りだよ？ここは女の子の特権ってことで素直に甘えて送ってもらっちゃいな♪ほら、テソンくん送ってあげて』

テソン『あ、うん。(人2)ちゃん送らせて？』

(人2)『でも…』

ジヨン『そうだな！ぢゃあここはテソンに送ってもらうってことで決まり！』

ヒョンたちとヌナの計らいで僕が送ってくことが決まって

ヨンベヒョンはヌナを送って

ジヨンヒョンはスンリと合流してクラブに流れるってことで解散。

(人2)ちゃんは申し訳なさそうにしてるけど

僕にとっては無事に送り届けた安心感と２人きりになれた嬉しさで

なんともいえないこの感情…

ホテルまでの距離は意外と近くてすぐに着いた。

(人2)『あ、ここだよ』

テソン『部屋まで行くよ。何かあると嫌だし』

(人2)『ホテルの中だもん何もないよ？笑』

テソン『でも心配だから一応ね』

「「変なテソンくん」」って(人2)ちゃんは笑った。