文スト 紅い目の私はトリップ少女

三十七話、トリップに合法も非合法もない。たぶん。 ページ41

栞「で、妹に会ってどうするの？」


胡「勿論元の世界に連れ戻すのですわ。」


栞「へぇ〜。あ！一寸席外しますね。」

＿所変わって旅館の裏＿

霜「栞、君には非合法にトリップしてきた人達を元の世界に戻す仕事を
　 してもらう！！」


栞「急にどうしたの・・・？」


霜「いや、非合法でトリップしてきた子がいるから元の世界に戻して
　 欲しいんだ。」


栞「で、その非合法でトリップしてきたの子がお姉ちゃんってこと？
　 てか、トリップに合法も非合法も無いでしょ。てか、どうやって
　 もどすんだ。」


霜「其れについては大丈夫。君には触れた相手を元の世界に戻す異能力を
　 あげるよ。」


栞「え、なにその異能力。ださっ。あ！そうだ。なんでお姉ちゃん憶えてた
　 の？私の存在は消えたんじゃ・・・・。」


霜「いや、存在は消えるんだけど・・・・記憶は消えないんだ。
　 ちょっと薄くなるだけ・・・・的な？」


栞「あ、そう。異能力の名前は 貴方の世界 でいいか。」


霜「まんまのネーミングだね。」


栞「私、思ったけど・・・・これまで作者が書いた作品の題名全部まんま
　 じゃない？」


作「触れないでくれ・・・・ダメージが。」


栞「作者なんて一秒毎に１００ダメージ受けていればいいんだよ。」


霜「・・・・ま、とにかく頼んだよ。実はね、異能力を使わなくても
　 元の世界に帰すことはできるんだよ。」


栞「ふーん・・・・その方法は？」


霜「未練を叶えてあげること。この世界にこれたってことはこの世界に
　 未練があるんだ。其れを叶えれば一人で帰ることが出来る。だから、
　 あくまでも異能力は最終手段で宜しく頼むよ。」


栞「判った。じゃあね。」

なんかめんどくさいけどこの任務引き受けた。
さて、みんなの処に帰るかな。

三十八話、ラブコメはお好きで？→←三十六話、キャラ替えの時期

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す