文スト 紅い目の私はトリップ少女

十九話なのです。 ページ21

太「いや〜やったね。此で栞ちゃんも立派なうちの社員だね。」


栞「これからよろしくお願いしますね。」


太「じゃあ自己紹介といこう。」ﾆﾔｯ
太宰さんが笑ってる・・・何か仕掛ける気だ。


太「私は太宰。太宰治だ。栞ちゃんは何故私の名前を知っていたんだい？」
くっ・・・そう来たか。ならば＿＿＿


栞「何を云っているんですか。太宰治と国木田独歩は有名なコンビでは
　 ないですか〜。私の情報網を甘く見ないでください。
　 勿の論 自己紹介するまでもなくっ ここの調査員全員知ってます。
　 勿論新入りさんもね。」


敦「えっじゃあ僕達のこと知ってるんですか？」


栞「勿論。君は中島 敦君。好きな食べ物はお茶漬け。
　 泉 鏡花と同棲。 おめでとう。」


敦「何故最後におめでとうがつくのか聞いていい？」


栞「いや、鏡花ちゃんと敦君のペア見てたら癒されるから。かな？」


鏡「曖昧・・・。」


賢「わー すごいですね。なら僕のこともわかるんですね。」


栞「あたりまえだっ 君は宮沢 賢治くん。
　 駄菓子食べているのが江戸川乱歩さん。
　 あと与謝野さんと谷崎兄妹。社長は福沢 諭吉さん。
　 ふっ・・・どうですか。参りましたか太宰さん！！。」


太「ふっ こっちも負けていない。もう一人いるはずさ。その名は＿＿」


栞「そうだ！たしか猫好きの＿＿＿＿」


太＆栞「「春野さん！！」」


鏡「何がしたいのか・・・・わからない。」


国「お前等仲良いな。」


太「・・・ちぇっ。知ってたのか。私の負けだ。
　 じゃあ栞ちゃんの自己紹介してもらおうかな〜。」


国「なっ 太宰が負けを認めるだと！？」


太「国木田君は私を何だと思ってるの。」


敦「そもそもなんの勝負だったの・・・？」


栞「では、私の自己紹介ですね！私は中川 栞 好きなものはアニメ。
　 最近のマイブームは一人で何時間黙ってアニメ見られるかです。」


太「なんか其れ悲しいね。ぼっちなの？」


栞「誰がぼっちだ！！・・・一人が好きなの。」


太「じゃあ栞ちゃん。そろそろ顔を見せてくれないかい？」


栞「無理だから。」


太「春さん。頼みました。」


春「承知です。」
そう言うと春は私のフードを取った。
白い髪が溢れてくる。

バサッ


全員(栞抜き)「可愛い・・・。」

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