文スト 紅い目の私はトリップ少女

十一話なのです。 ページ13

おお・・・ここが探偵社の中ですか・・・広いなー
このソファも座り心地の良い・・・


太「さて、答えを聞かせてもらおうじゃないか。」


栞「私は・・・探偵社で働きたいです。」
キャラの日常を間近で見たいもの。


太「そうかい。其れは良かった。それより顔を見せてくれないかい？
　 次に会うときに見せてくれるって約束したじゃないかい。」


栞「そんな約束してないです。第一に顔出ししてないので駄目です。
　 それにこんなに美男美女揃いでお腹一杯でしょう？ご馳走様でした。」


太「いや、お腹一杯なのは栞ちゃんだけだから。」


栞「見せたくないんです。別に良いでしょう。」


太「うっ・・・栞ちゃんが酷い。」


国「おい。その辺にしておけ 困っているだろう。」
国木田さんやっさしーい


国「小娘、今日はもう帰って良い。明日から此処がお前の職場だ。」


栞「わかりました！！ではさようなら。」
私は探偵社を出た。

そう言えば入社試験はどうするんだろう・・・楽しみだなー


そして帰り道わからないなー・・・春呼んだら来るかなー


栞「春、来て。」


春「はい栞様。何のご用でしょうか。」
春は買い物袋を沢山持っていた。


栞「いや・・・帰り道がわからなくて。あと、スマホ欲しいなーって。
　 アプリ使って一人で帰れるようにしたいなーって。」


春「そうですか。その話の前にそのフードを取ってみてはどうでしょう。
　 栞様の顔を見たことがありませんので。それに不審者みたいですよ？
　 それで行くのですか？」


栞「え・・・わかったよ。春姉」
私はフードを取った。 白くて長い髪が風に舞う


栞「はい。行こう春姉。って・・・どうしたの？」


春「いえ、美人なのですね。栞様は さあ帰りましょう。スマホより
　 良い物を福引きで貰いましたので。」

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