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うちには、一般にプロデューサーと呼ばれる立場の人間が２人いる。
ウジヒョンとA。
曲に関するものがウジヒョンで、曲を担当することもあれば、コンセプト、映像を幅広く担当するのがAだった。狭く深くなウジヒョンと広く浅くなA。
ウジヒョンのことを『天才プロデューサー』と呼ぶなら、Aは『天才脚本家』だと代表は言っていた。
どちらも“天才”と呼ばれるような人ではあるけれど、どうしても陽が当たるのは、ウジヒョンの方が多かったように思う。
大抵の場合、賞をもらえるのは1人で、その賞は十中八九…というか全てウジヒョンに向いていた。
それが不満というわけじゃない。
むしろ、ウジヒョンが選ばれる理由に“何一つ”不満はない。
賞をもらう理由もそこに立つ理由も全てが『その通り』と拍手を送ってしまえるようなものばかりだから。
ウジヒョンは、本当に本当に素晴らしい人だから。
SG｢あ、Aお風呂入った？」
｢入ったよ」
SG｢あぁ、ぼくも入っちゃえばよかった…」
Aの部屋の扉を叩いて、顔を覗かせれば、ベッドの上にタオルを頭に乗せたまま本を読んでいるAがいた。
確か、触り心地がいいからとかそんな理由でスニョニヒョンがAにプレゼントしたタオル。
白地だけどよくよく見ると端にトラがプリントされていて、それを見る度にヒョンは何とも嬉しそうな顔をする。
SG｢部屋入っていい？」
｢それもうほとんど入ってるよ」
SG｢ほら、一応確認しようかな〜って」
SG｢何読んでたの？」
｢よくわからないやつ」
SG｢読んでるのに？」
｢読んでるのに」
｢スングァナは今まで何してたの？」
SG｢僕は、…スニョニヒョンから逃げてきました」
｢え、ああ、まだ寝てなかったのか…」
SG｢ヒョン、お酒入って今テンションMAXだよ」
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柊(プロフ) - ゆのさん» ゆのさん！コメントありがとうございます！自分の作品を楽しみにしてもらえているだけですごく頑張れます。ぜひこれからも読みに来てください☺︎ (2022年11月24日 13時) (
レス) id: 5636c3913f (このIDを非表示/違反報告)
ゆの(プロフ) - お気に入りの通知がたくさん来ていてもこのお話を最初に開いてしまいます！ほんとに大好きなお話なのでこれからも楽しみにしてます！ (2022年11月23日 23時) (レス) @page37 id: 2a4750898c (このIDを非表示/違反報告)
柊(プロフ) - 田中さん» 田中さん！そう言っていただけて本当に嬉しいです。以前いただいたコメントがいつも力になっています。これからも好きでいてもらえるよう頑張りますね。また感想やリクエストがあれば、いつでもお待ちしてます☺︎ (2022年11月23日 22時) (レス) @page37 id: 9d9bb9464f (このIDを非表示/違反報告)
田中(プロフ) - 読むのが毎日の楽しみです！更新されていたら嬉しくて、何度読み返しても楽しくて…本当に大好きな作品です！！ (2022年11月23日 16時) (レス) @page33 id: 9ee7fd89b1 (このIDを非表示/違反報告)
柊(プロフ) - アキレス腱さん» アキレス腱さん！IVの方にも足を運んでいただいてありがとうございます！そう言っていただけて感激です。これからもそう思ってもらえるように頑張りますね☺︎ (2022年11月22日 9時) (レス) id: a551900f6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊
| 作成日時：2022年11月13日 21時
