ヒメゴイ#2 ページ22
だ「ねぇ、たなっち。俺なんかした？」
た「……なにが」
だ「だって最近たなっちめちゃ冷たいじゃん！
俺なにした？謝るから教えて！」
だいちくんは悪くない、悪いのは俺だ
た「別に、なんでもないですよ」
そう言って編集部屋に行こうとしたのに
だいちくんによって阻まれた
だいちくんが壁に手をついて僕を閉じ込めている
だ「ねぇ、ごめんって…謝るから…俺のこと嫌いにならないで…」
だいちくんは俯いて泣いていた
僕はビックリしてなにも言えなかった
だ「俺さ…無神経だからたなっちになんか言ったのかもしれない。ごめん…謝るから俺のこと相手してよ…」
なんてことだ
俺は知らない間にだいちくんを傷つけていた
た「ごめんなさいっ…嫌いになったわけじゃなくて…全然そんなことはなくて…その…」
だ「じゃあ、なんでそんな…っ」
もうだめだ、どうにでもなれ
そう思い今までの思いを全て告げた
た「その、だいちくんのことを、好きっていうか…気になってたんだけど…っ、こんなの迷惑だと思って…嫌われたらこの気持ちは無くなるかなって…それで…それでっ…」
だいちくんは目を見開いていた
た「ごめんなさい…好きになってごめんなさい…」
俺は泣き崩れた
しゃくりあげて、子供みたいに泣いた
そんな俺を見てだいちくんは
だ「よかった…俺、嫌われたかと思った…」
そういって俺の頭を撫でてくれた
俺が落ち着いてからだいちくんは言った
だ「たなっち。俺はたなっちのことを邪魔だとか、足枷なんて思ったことはないし、もっと一緒に居たいって思ってた。でも俺がそれをたなっちに言えてなかったからたなっちを傷つける結果になってしまった。ごめん。」
そういって謝ってくれた
た「いや、俺がそもそも好きにならなければこんなことには…」
だ「それで、そのことなんだけど…」
するとだいちくんは俯いて小さくいった
だ「その…俺も、たなっちのこと好きだし…両思いなんだけど…」
だいちくんは顔を真っ赤にしていた
俺はだいちくんに抱きついた
だいちくんが好きな人で良かった
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mineらるな(プロフ) - とまたなすきぃ (2019年8月14日 17時) (
レス) id: 6e98d5f4a7 (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - トマト完熟さん» レス遅れましたぁぁ！！！ぜひ書かせていただきます！！！ (2019年6月5日 20時) (レス) id: 63b7b9d55e (このIDを非表示/違反報告)
トマト完熟(プロフ) - はじやふとよふへゐ先生総受け見たいんですが大丈夫ですか？ (2019年5月24日 22時) (レス) id: ee4d61c43f (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - ?ともさん» コメント&リクエストありがとうございます！！遅くなりますが書かせていただきます！！ (2019年5月18日 15時) (レス) id: 63b7b9d55e (このIDを非表示/違反報告)
?とも(プロフ) - やふけん見たいんですけどいいすか？ (2019年5月4日 22時) (レス) id: 349f0973c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：S | 作成日時：2019年2月28日 23時
