第三話 ページ5
んで、今はファントムハイブ家の木の上
まぁ〜何で木の上かっていうのはおいといてとりあえず観察かな
受け入れてくれそうな人か…まあアンダーテイカーの言うことに間違いは無いと思うけど
一様この屋敷からも人間以外のニオイするし様子見だな
？「許婚〜！？」
なんか大勢の声で聞こえてきた
「って、許婚？…貴族だからそれぐらいいるのか」
とか考えているとカラスもビックリしたのか木からはばたいた
「ていうか、こっちくるぅー！！」
っとよけた…けど、今度は私が落ちるぅー！！
「う、わぁあああああ！！」
ドサッ
はい、落ちました
さいわいなことに誰も気づいていないみたい
「はぁ〜、もうこの家の人にも困ったな…」
自分の主人の許婚ぐらい把握しておけばいいのに
？「失礼ですがウチのもの達がなにかご迷惑をおかけ致しましたでしょうか」
「あ〜、なにもしてないよ。わたしがかってに侵入して木から落ちただけ…」
はぁ、まったく落ちてしまうなんて予想外……だ…？
「って、あーー！！だ、だれ！？」
？「失礼いたしました、私はファントムハイブ家執事のセバスチャン・ミカエリスです」
ふ〜ん、セバスチャンか…まぁ、今日のところはアンダーテイカーのところにでも行ってもっと詳しいこと聞いてこようかなぁ
セ「ところで、貴方はどなたでしょうか？勝手に坊ちゃんの屋敷に侵入しておきながらこのままお帰りになられるつもりではないでしょうね＾＾」
こ、怖いよ…なにその黒い笑みは！？今気づいたけどこの執事悪魔じゃん！！
「えぇ〜っと帰りますかね…え、えへっ☆」
と言って私はいっきに踏み切った
人間ではありえないだろう速度で走った
セ「逃がしませんよ★」
が、やはり悪魔、捕まったぁーー
セ「失礼ですがこのまま坊ちゃんの部屋までいって事情を話してもらいますよ」
「うっ、わかっ…るわけないだろーー」
そういってわたしは走ろうとした
そう、走ろうとしたのだ、しかしセバスチャンに捕まってしまい今度はお姫様抱っこされた
セ「しょうがないですね、このままいきますよ」
はぁ、しょうがないこのまま伯爵に会うしかないな
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作者名：いづさ | 作成日時：2013年10月21日 17時
