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「絶対、限定いちご!」









中村「いやチョココーヒーに決まってるから!」









たくさんご飯食べたし、アイス半分こしよっか、
ってなったのに元太ともしないレベルの言い合い









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「おいしいでしょ?」






私が聞くといじけながら頷く先輩



結局ジャンケンでいちごを勝ち取った私。







あーこういうところがかわいくないんだな

って今更自分にガッカリしながら食べたかったアイスを食べる。









中村「ゆりのも出かけるといちご味選ぶんだよねえ」









「え?」









中村「俺最低じゃない?

ゆりの気持ち知っといて2人で出かけて、
そんな気持ちないのに俺、期待させちゃってるのかなって。」







私はゆりの先輩にも海人先輩の状況にもなったことがない


だからわかってあげられない









中村「とか言っといて、
俺も好きな子が自分に気持ちがなくても、
一緒にいられるならそれでいいって思っちゃうけどね」






その気持ちは少しわかる気がする





ちゃか先輩と元太とはなに頼って、

今こうして海人先輩とアイス食べながら帰ってるわけだし。









中村「言いたくても言えないことってあるよなあ」








先輩は何を考えるのかやっぱり分からない








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作者名:はむ | 作成日時:2019年1月2日 22時

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