おとしもの (ページ41)

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宮近｢鈍感じゃないは違うかもしれない笑

でも俺は松倉とも仲良かったしゆりのとも普通に話したし。

見ててなんかおかしいなって思ったんだ。

それで海人に聞いたら海人も同じこと思ってた。｣

周りが見れるちゃか先輩にしか分からなかったことだ。

それがちゃか先輩でよかったね、海人先輩、、

宮近｢最初は2人で秘密にするつもりだったんだ。

でもどこからか、ゆりのの気持ちが松倉に伝わって、
ハッキリしない海人のことも、
自分のことを好きじゃないのに付き合ってたゆりのにも嫌気がさした。｣

中村｢それがきっかけで、松倉からめっちゃ無視されてさ

でも全部知ってるって言えなかった。

だから謝れなかったし、俺も反抗期だったから変な意地張って、お互い無視し続けたんだ。｣

私が思ってたより、よっぽど海人先輩は悩んでた。

無理に笑わせてたのは、私を含めた周りだったのかもしれない。

中村｢仲直りも出来ないまま受験に必死になっちゃって、そのまま別の高校になっちゃった｣

" 俺がビビりでヘタレじゃなかったらなぁ "

って笑いながらちゃか先輩をみる海人先輩。

海人先輩はハキハキしててリーダー性のあるちゃか先輩が、
親友であって憧れなんだろうな

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