おとしもの (ページ32)

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元太｢Aは元々海人くんみたいな顔が好きで、彼氏欲しいと思ってて

なのになんで最近そんなツンツンしてるの？｣

" 俺は悲しい～！ "

って彼氏か

元太｢俺は、俺とれなが付き合った時にAが喜んでくれたみたいに、
俺もAが誰かと付き合って喜んであげたいの｣

元太｢俺達は漫画にあるような幼なじみじゃない、

幼なじみだからって恋愛感情があるわけじゃない。｣

元太とは17年間兄弟で相談相手で

これからもお互いが支えあって生きてくんだと思う

恋人ができても結婚しても子供ができても

元太｢俺はAが決めたことなら反対しないけど、
中途半端ならそれはいけないことだよ、みんな傷つく｣

｢ごめん、、｣

私の偏差値が足りなくて、この高校を受験するか迷ってた時も元太はそう言ってた。

" 俺だって余裕あるわけじゃないけど、
覚悟決めてここだけって目標立てたんだから、
Aもハッキリしなきゃ、
いつまでもどこに向かってるのかわからないよ "

って

元太は私の何倍も大人だった。

元太｢わ～ごめんごめん！
謝らせたかったわけじゃないんだけど、、

ほら！肉！焼けた！！｣

私のお皿いっぱいに元太が育ててたお肉を沢山乗せてくれた。

｢元太、いつもありがとう｣

元太｢こちらこそ！｣

元太、これからもよろしくね

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