全てが僕たちの宝物XVI (ページ42)

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SH
今日であの強い薬が一区切り。

嬉しいけど、今日もしんどいなー。

体が縛られてるのかってぐらい動かなくて。瞼もすぐ下がって来るし息もカニューレ無しじゃ出来ないし。

藤「足マッサージしてみようか。」

紫「うん」

藤ヶ谷先生と看護師さんがマッサージしてくれると少し痛みが和らぐけど、でもやっぱり痛い。

ふぅ・・早く終わらないかな。

結局一番遅い速度のまま投与されてるから時間がかかるんだ。

もう半分切った？終わるまで俺、乗り切れるかな・・

廉「ただいま」

あっ廉戻って来た。

けど顔暗い。何言われたんだろ。

紫「れん？」

廉「ん？」

紫「はなし、いま、きけるよ？」

廉「おー、ありがとな。でも、もう少し自分の中で消費してからでもええ？」

紫「うん。まってる」

廉「うん。」

これはかなり良くないことを言われたのかもしれない。

俺もそれまでに覚悟決めなきゃ・・・

ピロンッ

と思ったら鳴ったスマホ。

廉「あ、海人や。」

紫「なんだって？」

今体を動かせられないし、文字を読めるほど瞼が開かないから廉に代読してもらってるんだけど

廉「分からん。音声ファイル来ただけ。」

なんだろ？

廉「再生するか。」

紫「うん。」

何か、文面じゃなくて音声で伝えたい大事なことだったらどうしよう・・・
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作者です！昨日特別編後編を公開いたしました！

これにて完結です。3人のお願い事を是非とも確認してあげてください！

全てが僕たちの宝物-特別編ⅲ-

コメントレス
＞ちぃ春さん
回復いたしました！ご心配とご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございませんでした！
えっ本当の七夕って昨日だったのですね！？知らなかったです…。では、七夕当日に出した3人のお願い事は叶うかもしれませんね！
教えてくださりありがとうございます！

これからもお忙しい毎日の中で、少しでも楽しんでいただけるよう頑張ります！よろしくお願いいたします😊

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