全てが僕たちの宝物XVI (ページ27)

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ああー身体中が痛い！

それに体が重たくて言うことを全く聞いてくれない。

看「失礼します。紫耀くん、体の向き変えようね。」

紫「ん、ぉ、ねが、、しま、す」

看「よいしょっ」

紫「ん"、」

体の向きを変えるだけでも痛いってまじでなんなんだろう。

看「体痛いかな？」

紫「はい、」

看「少しマッサージしてみようか。どこが一番痛い？」

え、、どこだ？

紫「わか、な」

看「そっか、分かった。まずは腰にしてみるね。どうかな？」

紫「あ、きもち、い、」

看「気持ちいい？良かった。他にも痛いところあったら言ってね。」

紫「うん」

あーマッサージしてもらってかなり楽になったかも。

今なら寝られそう・・・

・

海「・・う、しょう、紫耀」

ん、呼ばれてる？

紫「ん、、？」

海「良かったー・・・。うなされてたから。大丈夫？」

紫「うん」

うなされてた？全く身に覚えがないな。

紫「かぃ、とさ」

海「ん？」

紫「せんせ、と、はな、し、してきたん、でしょ？」

海「うん。」

紫「ど、だ、た？」

海「あ、実はね、退院決まったんだ！」

紫「え！すげ、じゃん！おめ、で、と！」

海「うん、早速明日退院でそれは嬉しいんだけど会える時間少なくなっちゃう・・」

紫「そ、なの、ぉれ、もこれ、ぉわ、たらたい、いんだから。ま、てて」

海「！そっか。紫耀もこの治療終わったら一時退院だもんね！確かに！じゃあ一足先に退院してるね！待ってる！」

紫「ん！」

会えなくなるって寂しい顔をしたと思ったら今度は待ってる！って嬉しそうな顔して。

コロコロ表情変えちゃって忙しいなー笑

まあ、そんなところが可愛いんだよね笑。
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こんばんは、作者です！

本日2023/8/8でこの「全てが僕たちの宝物」シリーズが2周年を迎えました！

途中で続けるか悩んで皆様のお力を借りてしまったり一週間ほどお休みをいただいてしまったり・・・皆様に多大なる心配とご迷惑をおかけしてしまったにもかかわらず読み続けてくださり本当にありがとうございます！

今でも酷評されたらどうしようとドキドキしながら公開した2021/8/8の記憶が鮮明に思い浮かびます笑。当時はまさかここまで皆様に読んでいただけるとは夢にも思っていませんでした。

この小説があったから大好きな皆様に巡り合えました！本当に2年前、勇気を出して小説を公開して良かったと心から思います！

まだまだ書きたいお話がいっぱいあるので書き続けます！これからもお付き合いいただけると嬉しいです！よろしくお願いいたします！