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RN
藤「あ、ごめん。廉くんそろそろ時間だから行くね」
廉「えっ、はい、分かりました・・・」
でも安心できたのはほんの一瞬で、藤ヶ谷先生も行ってもうた。
たまに看護師さんが来てくれるだけ。
知らぬ間にまだ明るかった空が赤く染まってきている。
夕日で待合室が照らされていくのが辛かった。
まじで、はよ帰ってこい！って
ただただ祈り続けるしかなかった。
・
廉「・・・あっ」
玉「廉、待っててくれてたの？」
どれぐらい経ったか、ふと顔をあげると前に玉さんが立ってた。
廉「玉さんっ、海人大丈夫ですよね？ねっ？」
玉「廉・・、」
廉「ねっ大丈夫、ですよね？そうですよね？ねえ？！」
なんで？
玉さんの顔が違う。
1回目の手術のときは疲れた顔はしてたけど、でも嬉しそうな顔してたのに
なんで？なんで今回はそんな苦しそうな顔しとるん？
俺、玉さんのことずっと見てきたから隠そうとしても分かるもん。
怖い、なんで、
廉「ね？玉さん、海人大丈夫なんすよね？ねぇ？！え、だって、ね？」
玉「廉！一回落ち着いて。海人のことで大事なお話があるんだ。聞いてくれる？」
廉「っ！・・・・」
玉さんの苦しそうな、悔しそうな顔。
玉さんの白衣をぎゅっと掴んでいた手の力が抜けていく。
胸がバクバク騒いで、嫌な予感がした。
何を言われるんやろ、聞きたくない。でも、海人の為に聞かなきゃいけない。
・
廉「え・・・」
玉さんの口から告げられた残酷な事実。
もう訳分らなくて
気持ちの整理なんてつくわけない。
紫「ん、廉・・？」
廉「え？あれ、」
気が付いたら、寝てる紫耀のベッドに突っ伏して眠っていた。
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風音色(プロフ) - y.i kpさん» y.i kpさんコメントありがとうございます！素敵なリクエストをいただき大変ありがたいのですが、ただいまリクエストを承っておらずリクエストにお応えすることが出来ません。申し訳ございません。 (12月17日 19時) (
レス) id: 53632c956c (このIDを非表示/違反報告)
y.i kp - ↓何回もすいません。届いていないのかと心配になってしまいました。 (12月17日 17時) (レス) @page4 id: 16984ca039 (このIDを非表示/違反報告)
y.i kp - いつも楽しく読ませてもらっています!リクエストなんですが、玉森先生が風邪をひいちゃって、廉くんがお見舞いに行き、風邪が移っちゃうお話がみたいです! (12月17日 1時) (レス) @page1 id: 16984ca039 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風音色
| 作成日時：2023年12月6日 19時
