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玉「海人ー」
あ！先生来た！
紫「玉森先生！海人が急にお腹痛いって倒れちゃって！」
玉「おおーまじか。びっくりさせちゃってごめんね。でももう大丈夫だよ。廉の方ももう少しでミツが来るはずだからそれまでちょっと見ててあげて？」
紫「分かりました！」
玉「海人聞こえるー？・・・・反応無しか。ストレッチャー持ってきてくれる？」
看「はい！」
廉「・・・しょ、」
紫「ん？」
廉「かぃ、と、、、だいじょ、ぶ？」
紫「うん、玉森先生来たからもう大丈夫。廉は？まだ吐きそう？」
廉「んー・・・分からへん、けど、なんか、めっちゃ、むかむかする・・・」
紫「そっか。吐けそうなら吐いていいからね」
北「廉ごめんごめんお待たせ。紫耀くん見ててくれてありがとう」
紫「いえ！」
北「廉しんどかったな？うがいしたら酸素と血圧測ろう。」
廉「ん・・・」
北「血圧は・・・ああー低いね。くらくらする感じある？」
廉「ある、くらくらするから気持ち悪い感じ」
北「なるほどね、それ貧血だから輸血開始しようか。」
廉「また？」
北「うん。これに至っては仕方ないんだよなぁ」
廉「・・・分かった」
北「吐き気マシになったなら一度横になろうか。体倒すよ」
廉「んー」
紫「廉まじで大丈夫？なんか手伝うこととかあればやるよ」
廉「ありがと、でも、だいじょぶやで」
紫「ほんと？もし何かしてほしいこと出てきたら言ってね」
廉「ん、ありがと。そういやさ、海人、どうしたん？俺、さっきまともに、海人の、こと、見れんかった、から」
紫「ああ、急にお腹痛くなって意識失っちゃったんだ。さっき玉森先生が処置室に連れてったとこ」
廉「そ、っか。大丈夫かなぁ、俺が、こんなんやから、無理、させちゃった、な」
紫「仕方ないよ。廉も辛いんだから。」
廉「うん、、」
北「廉、点滴持ってきたよ。輸血しよう。腕出せる？」
廉「うん」
北「今日はもうベッドから降りちゃダメだよ。トイレも看護師さんと一緒。分かった？」
廉「ええ・・・」
北「あ，紫耀くん！」
紫「はい？」
北「検査の時間じゃない？」
紫「あ，そうでした！やばい！行ってきます！」
北「走らないでよー！」
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作者名：風音色
| 作成日時：2022年7月16日 19時
