全てが僕たちの宝物Ⅷ (ページ38)

今日:43 hit、昨日:62 hit、合計:217,266 hit

388 ページ38

SH
藤「酸素の値も・・・大丈夫かな。今日から5日間連続で強い薬を沢山入れるよ。

途中で一回症状が強くなっちゃうときがあると思うけどそれは薬の副作用だから心配しないで。

でもすぐ教えてね。他の症状が出た場合も教えて？」

紫「わ、かった」

血液浄化療法が終わったと思ったら今度は強い薬を5日間入れ続けるらしい。

症状が出たらって出る前提じゃん苦笑

ああー今掛けられた大きな点滴がそうなんだろうな。

・

紫「・・んー」

段々頭痛くなってきた・・

体も元々あまり動かせられないけどもっと鉛みたいに重くなった感覚がある。

廉「紫耀？」

紫「・・・れ、ん？」

廉「うん。体痛い？擦ろうか？」

紫「ぅー・・・ん」

廉「どこが痛い？腰とか？」

紫「わか、、な・・」

どこが痛いんだろう・・・分からない・・・全身？

とにかく体の内側と外側両方向から強い力で押しつぶされている感覚で全部痛い。

それが肺にも来てるから息もしんどいんだよね。

廉「どこがええかな。仰向けになっとるから背中は擦れないしなぁ・・。」

廉「うーん，分かった。とりあえず腕マッサージするわ。もし痛みが増したらやめるから言ってな？」

紫「ぁ、り・・と」

廉が俺の腕をとってマッサージしてくれたのが気持ち良くて気が紛れて

眠たくなってきた・・・・
__________

匿名メッセージ募集中です！
コメントボタン