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KT
紫「ただ，，ま！」
海「あ！紫耀おかえり！」
廉「おーおかえり！」
廉が2日前ぐらいに外泊から戻って来て、今日とうとう紫耀もこっちに帰って来てくれて嬉しい！
・・・ただ，藤ヶ谷先生から
"まだあまり回復出来ていないから寝てたり何かの症状が出ちゃってることが多い"
って説明を受けたからちょっとだけ心配なんだよね。
海「紫耀！今度は何かあったら僕と廉が動くから言ってね」
紫「あぃが、と笑」
確かに紫耀は沢山管に繋がれていて，大きなマスクをしてるしまだあまり回復できていないのかも。
だから僕がしっかりしないといけないよね！
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TF
藤「しょ・・・，おお。」
紫耀の様子を見に行ってみたら紫耀のベッドの周りに廉くんも海人くんもいた。
藤「紫耀寝ちゃってる？」
廉「はい。ちょっと前は起きてたんですけどすぐ寝ちゃいました」
藤「そっかそっか。二人ともずっと傍にいてくれたの？」
海「うん。せっかく皆同じ部屋にいるからもっと近くにいようって思って」
藤「ありがとう！紫耀嬉しそうな顔して寝てるな笑」
良かった。まだ不安ではあるけど久しぶりにちょっと落ち着いた顔で寝られてる。これで明日からやる薬の大量療法もどうにか乗り越えられるかな。
藤「廉くん海人くん」
海「なに？」
藤「紫耀に明日から5日間強いお薬を入れるから副作用とかでしんどくなっちゃうと思うんだけど傍にいてくれるかな」
廉「もちろんです！そのために俺らがいるんで」
藤「ありがとう！2人がいてくれると心強いよ」
この3人がこうして会えたのって本当に奇跡的だけど，運命的でもあるんだよな。
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作者名：風音色
| 作成日時：2022年7月16日 19時
